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あおいほし

日々の雑文や、書きかけなどpixivに置けないものを。

VIPPER白河~逆転のアポカリプス~<1>
残っているリクはこれと年齢差逆転パラレルだけの筈なので、息抜きに何か小ネタを打とうと思い立って打ってみました。今、私タブレットがないので文章で書く事にしたのですが、文章で書いてみてもやっぱりこれは酷いwwwwwwwwwww需要まだあるんですかねえ、このネタwwwwwwww
 
と、草生え散らかしたところで本文へ。短いです。
<1>
 
 巡航中の艦内は、レーダーに不穏な動きがなければ静かなものだ。巨大|人型汎用機《ロボット》の操縦者《パイロット》たちは、それぞれ自由時間とばかりに、個人用キャビンや談話室でめいめい自分の時間を過ごしている。マサキもそのひとり。気ままに艦内を散策し、顔を合わせたクルーたちと談笑を楽しむ……その帰り道に、そのキャビンの前を通りかかったのが間違いの元だった。開いているドア。何の気なしに覗き込むと、広げられた折りたたみ式のテーブルの上に、ノートブック型の端末が無防備にも開かれたまま置かれている。
 電源は入っているようだ。
 どうせまた碌でもないものを見ていやがるに違いない。澄ました顔をして破壊的なセンスを持っているあの男は、その他人を寄せ付けない風貌をいいことに、他人が想像も付かないようなサイトを、顔色ひとつ変えずに覗いていることがままある。
 マサキはわかっていた。わかっていたというより知っていた。知っているからこそ、「またか」と思い、だからこそ一度はそのまま何も見なかったことにして、その場を立ち去ろうとしたのだが――。
 けれどもそうした秘密ほど、好奇心の強い人間の心を擽ってしまうもので。
 通り過ぎようと進めた足を戻し、マサキは足音を立てずに、キャビン内部に足を踏み入れた。どうやら、ベッドの中にでもいるのかと思っていた部屋の主は、キャビンそのものを留守にしているようだ。だったらちょっと覗き見るぐらいどうってことないだろう……そう思いながらノートブックの画面に目を落として、そこに扱えない話題はないとも謳われる某巨大掲示板サイトが映し出されているのを、それだけではなく、今まさに書き込みがされようとしている文章があるのを目にしてしまったマサキは盛大に頭を抱え込んだ。
 
 “だったらそのファイルとやらを見てみたいンゴねえ”
 
 そう、シュウはいつの間にやら、文末にンゴンゴ付けるなんJ民に変貌していた。
 
 
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