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あおいほし

日々の雑文や、書きかけなどpixivに置けないものを。

【感想戦】私の作品で印象に残っているものを答えて頂いたので
それらの作品についてだらだら書いていこうと思います。
コメを頂いたものはコメ返もしますが、ないものもありますのでコメの引用はしません。ご了承ください。

色々とお教え頂けまして有難うございました!
大変興味深く拝見させて頂きました!では、すたーと!
1)Sexuelles spiel

苦しみ抜いた作品ですね!

エロが不得意科目な@kyoさんに届けられたリクエストはなんと「やたらマサキに欲情する白河博士」だった訳ですが、一度目はものの見事に敗北。このままにしておけないと書いたのが、2020 Revenge ver.でした。

エロとは何だ?という哲学的な問いを続けながら、どうやればリクに答えられるようなエロい作品に出来るのかと考えた結果、「ああ、ならアブノーマルな嗜好を書けばいいんじゃね?」という結論に辿り着き、結果、マサキがエライ目に合うことになってしまったのですが、この作品がきっかけとなって、@kyoさんはエロ街道を爆進するというか、苦手意識を克服せねば!と、あれこれチャレンジを繰り返していくようになりました。なんと今ではこの有様です!笑

白河に色気があると云って頂けて有難うございます。「男の色気」というのは私が白河を書く上でのテーマのひとつです。性行為に及ぶ、或いは及んでいる時にしか出せない男の色気ってあるじゃないですか。それは公式では絶対に描かれないものな訳ですよ。
ですから絶対にそこは自分が満足するまで書いてやる……と、思っておりまして、それが伝わったような気がするという意味で、非常に嬉しい&有難い感想でした!

ちなみに終わりの方に出てくる「記憶の無くなった兵士の話」は、オーバーワークで記憶障害を起こした同僚が元ネタとなっております。当時は本当に大変でしたが、今思えば記憶障害を起こしている人間が記憶障害を起こした同僚のフォローをするというなんとも滑稽な世界が繰り広げられていた訳でして、私は笑いを堪えきれません。皆様も働き過ぎないようお気を付けくださいませ。

2)黄金の花冠

有難うございます!!!!

何度も云っていますが、私がこれを超えられる作品を書けることはないだろうと思っている作品ですので、それを上げて頂けたことに先ずは感謝の意をお伝えしたいと思います。

設定公開はされていても使われなかった(生かされなかった)ネタって幾つもあるじゃないですか、魔装ワールドって。元老議院とか字面だけで期待しますでしょ!地上人蔑視の風潮とか領主制度とか貴族が存在してるところとか、それがどう絡んでくるのか期待しますでしょ!ですので、それが見たかったのに!という思いを込めて書きました。

泥臭い政治的な戦いが見たかったのです。
それに翻弄される魔装機操者たちが見たかったのです。

そして、それに抵抗を続ける白河を書きたかったのです。

自分の知識や経験といった人生の全てを注ぎ込んだ作品です。私の血肉で出来ている作品です。重ね重ね申し上げますが、そういった作品を上げてくださったこと、感謝の念に堪えません。
有難うございました。

3)心のままに

白河にとってマサキというのは自由を体現している人間であると思っています。心のままに生きる。柵こそあれど、その柵の中で己の心のままに生きる。これこそが本来の自由が持つ意味ですよね。そういったマサキの内的世界がどうなっているのかを考えた時に、やはりそこには自由を表す世界が広がっているだろうと思いました。

その結果があの世界です。

その上で、彼が魔装機操者――分けても最大の力たる風の魔装機神に選ばれた意味というものが、もしあるとするのであれば、ということを、続く世界で書き表したつもりです。
こういった意味での運命論というものは、私自身はあまり好きではないのですが、私の嗜好と物語の展開は別物です。彼、マサキ=アンドーの中には『何か』が眠っている。それが伝われば幸いです。

あ、エロはおまけです。笑
私へのご褒美ですので、私の嗜好が大いに反映されたものになっていますが、そこは書き手の特権ということでご了承くださいませ!有難うございました!

4)夜離れ

来たな問題作!

前にも書きましたが、この作品は@kyoさんが滅茶苦茶病んでた時期の作品です。

世を悲観しては涙に暮れ、日々死ぬことばかりを考えていた――そんな時期の作品ですので、私自身としては直視に耐えない状態が続いていたのですが、精神的に落ち着いたこともあってか、「何だよ私滅茶苦茶読める作品書いてるじゃないか、天才か!?」とまあ、そんな風に思い上がるようにもなりました。笑

私はやはりダークな白河から入った人ですので、「ヴォルクルスの影響下にあったとしても、生来の気質までは消せていないのではないか?」或いは「ヴォルクルスに共鳴する彼の精神的な気質が、かつての白河の性格を形成していたのではないか?」と考えている部分があります。
世の中を皮相的に見ている面もある白河が、果たして素直に現状を良しと出来るのか?そういったこともありまして、先々のことを考えた時に、「彼はどこかで王家に対する復讐に踏み切るのではないか?」と思わずにいられないのです。

もし、その絶好の好機が彼に訪れた時、彼はそれが自身の一番大切な存在と相克する関係にあった場合に、どう考え、どう行動するのか。それを書こうと思った作品でした。

ちな最初はですね、ある意味ハッピーエンドで、ある意味バッドエンドな終わり方を用意していたのですが、珍しくも反応を複数頂いてしまったので、急遽予定を変更して続編をお送りしようと……というか、冷静になって考えてみたら、「この話のマサキがこのままで終わる筈がない!!」と強く思ったものですから、構想を一から練り直すことに決めたのでした。

いやでもまあ、普通にキツイですよね。この白河とよりを戻すのは。わかりますわかります。だってこれ、友人の話だったりしたら、ハルマゲドン案件じゃないですか。相手のところに殴り込みに行くレベルですよ。どうにかして思い知らせてやると思うレベルですよ。
それをどう纏め上げるのかが私の腕にかかっている訳ですが、これは多分その10年案件ですね。コマンダーと一緒で完結にそれだけかかる気がします。

申し訳ないと思う気持ちもありますが、続編は気長にお待ちください。

とはいえ、この話を選んで頂けたというのは有難い限りです。何と表現すればいいのでしょうね。こういった話だからこそ、でしょうか。皆様がそれぞれに深く考えてくださったように思えます。それが単純に私は嬉しく感じられるのです。


といったところでした!
私の我儘な申し出にお応えくださって有難うございました!!!
有難く今後の活動の参考にさせて頂きます!



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