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あおいほし

日々の雑文や、書きかけなどpixivに置けないものを。

スーパーロボット大戦X-Ω 魔装イベ1 シナリオ1~3 感想戦
ということで、動画を拝見させていただきましたので、のんびり感想を落としていきたいと思います。
 
昔から私をご存知の皆様方におかれましては、「ツッコミ体質故にそれが行き過ぎて毒になる面がある」ということをご存知かと存じますが、ご新規さんは知らないと思いますので、先に書いておきます。私のツッコミはかなりの毒です。それをご了承の上でお読みください。
 
イベント1の内容は魔装LOE第二章ヴォルクルスルートでした。うろ覚えの部分も多かったので、おさらいに丁度良かったです。久しぶりにLOEをプレイしたくもなったのですが、私のDSは大分イカレテきておりまして、途中で読み込みが止まってしまうことがあり、長時間のプレイには不向きな携帯ゲーム機となっているので難しいんですよね……。
<シナリオ1>
 
導入部分~プレシア家出まで。預言でなんちゃらかんちゃら。今だったらこの預言の不確定の要素の多さは「ラスボス分岐があるからなのねw」と思えますが、初見プレイ時は「未来見ってて役立たず……」などと思ったりもしたものです。笑
 
◎チカ◎
 
何で魔装機神でチカの出番削られちゃったんでしょうね。EXの時の大活躍(兵士の気を逸らすチカ)なんて最高じゃないですか。使い魔ってそういう使い道もあったんだって。流石はシュウの使い魔!って思ったものなのですが。
 
伏字ばかりになっちゃうからかなー笑
 
でも長広舌を聞けてよかったです。相変わらずのチカ節。ここまで削られたらチカの存在意義に関わる!笑 私が書くと上品になり過ぎてしまうのはお約束。
 
◎リューネ◎
 
ちょっと立ち絵の胸が凶悪……笑 そろそろリューネの格好をリファインしませんか? 私もう胸に目がいってしまって彼女の発言全然目に入らないんですよ。汗
これDS版魔装機神の辺りからずっと言ってる気がするのですが、本当にそうなんです。ゲーム終わった後に、今回リューネ何言ってたっけ?と……他の女性キャラはそんなことはないので、リューネの服装の所為なのはもう間違いないんです。下から見えそうで怖いのよー。
 
◎プレシア◎
 
溜めに入った瞬間、もう絶対次は「バカァ!」って言うと思いました笑
ちょっと成長した姿になった気がします。ロリロリ言われまくったからですかね?
 
◎マサキ◎
 
名前&キャラクターがある主人公とはいえ、プレイヤーの分身でもあるからなのでしょうが、受け身な態度が目立ちますね。ゲームを成立させる為でもあるのでこの辺りは仕方のないことでもあるのですが、EXのときはここまでではなかったような記憶が。しかし周りを固めるのが女性ばかりだな!笑
 
※預言の確実性については昔なぜなにで書きましたね。実は今回の祭りでblogに上げようと思って読み返してみたのですが、書いた本人が「何を言っているかさっぱりわからない」状態に陥ってしまったもので、保留中にしてあります。読みたいというご要望があれば上げますが、私自身がなにぶんこういった状態ですので、オススメはいたしません。(しかもこのシリーズ、回を重ねるにつれて参考文献(学術的書籍)の量がどんどん増えていったので、専門用語に注釈まで付けなければならなくなっていき……)一応、社会学的見地から魔装を分析するというコンセプトではあったのですが。
 
 
<シナリオ2>
 
シュウとプレシアの邂逅の巻。シュウに殴りかかるプレシアですが、それでも個人的にはとても穏便に済んでいると思います。今は敵じゃない、と、シュウのことをマサキに言えるプレシアの胸中を思うと辛いシナリオですね。この子まだ幼いのに、こんなに割り切った考えができてしまうんですよ。
 
◎プレシア◎
 
多分なのですけれどね、プレシアはちゃんと名前でシュウのことを呼べるってことは、いつかシュウのしたことを赦せる日が来るってことだと思うんですよ。(続編ではその辺り、どうなってるのでしょうね? 楽しみです)
魔装機に乗れてしまう以上は、感情的な面において、それを露わにすることを躊躇わない性質を持っているということでもあるのでしょう。プレシアに限らず魔装機の操者たちは、理屈よりも直感的な感情を優先しているように思えます。それは世の中や自分自身を鳥瞰して見ているシュウとは相容れないものとなってしまうのは仕方がないこと。「上から」とプレシアはシュウを評しますが、シュウにとってその視点は普通のものであるのです。
しかしおにいちゃんが過保護だと困りものですよねえ。マサキの気持ちもわからなくはないですが、子供というものは、大人が思っているよりも中身がずっと大人なんですよね。
 
いやー、しかし可愛いなあ。口元ニヤついちゃうわー。
 
「爛れた世界へようこそ」をしたくないので、あんまり出番のないうちのプレシアですが、こういうの見ると書きたくなっちゃいます。だって「おにいちゃん大好き」ですよ!書くよね!こんなストレートに自分の気持ちを表現できる子、書くよね!
 
◎シュウ◎
 
私は好きなキャラを理解したいが故に厳しい目で見てしまう人なので、どうしても辛口評価になってしまいますが、通すべき筋は通すべきだと思うのですよ。受け止めること、それもまた筋の通し方のひとつではあるでしょう。ただやはり、そこで考えが止まっている時点で、自分ではない他人がやったこと、とシュウは自分のしてしまったことを思ってしまっている節があるように私には感じられてしまったのです。
勿論それは事実でありますし、そのことを彼なりに消化しようとしているからこそのこの態度ではあるのですが、ならば、その自分ではないけれども自分の中に在った他人がやったことの『現実的な被害』に対する責任は誰が取るべきなのかと。(これはシュウに限らずウェンディもそうです)
 
それはとても悲しいことではありますが、自分の身体がしてしまったことである以上は、自分でなければならないと私は思うのです。
 
個人的な話で恐縮ですが、私も自分の意思で自分の身体が動かせなくなることがある人なので、その悔しさや理不尽さといったものは理解できるているつもりです。自分ではない方の自分がやったことに責任を求められても困る。そう思うことも正直あります。
では、だからといってその責任から逃れてしまっていいものか? それは違いますよね。同じことを繰り返さない為にはどうすべきなのか。それは専門家に任せるだけでなく、自分自身でもまた考え、そして実行していかなくてはならないものであると思うのです。それこそが本当の責任の取り方でもあるのではないか? そこをシュウは蔑ろにしてはいまいか? と私はこのシナリオを見て思ってしまったのです。
 
ギフテッドも人間です。笑いもすれば泣きもします。怒りもすれば悲しみもします。奇矯な振る舞いが強調されがちな物語内のギフテッドにおいて、シュウはそういった面では比較的常識人的に描かれていると思います。ただね、彼にはね、知能指数180って設定があるんですよ。残念ながら、その世界は普通の人間の理解が及ぶ世界ではないんですよ。(私はそれが見たいからこそ、白河愁という男を書き続けているのです)
例えばこのシナリオでのシュウの長広舌内に出てくる「個人的な利益を追求することも、最大多数の幸福に~」的な意味の言葉ですが、これは民主主義の最大原則である「最大多数の最大幸福」をひっくり返したものに過ぎません。それは未だIQ180の世界には遠いものであると私は考えます。
 
つまり何を言いたいかと申しますと、あなた、毎回無策でヴォルクルスに突っ込み過ぎじゃないですかね……笑
 
※ちなみに私がギフテッドと称するのは、知能テストにおける数値が平均して130を超える人たちのことであって、社会で広くギフテッドとして認知されている1項目以上の数値が130を超える人たちのことではありません。ゲーム内の白河の言動や行動を見ていると、1項目ないし2項目が180をマークし、残りは平均的な知能指数よりも多少高い程度に感じられます。ステータスは立派な180なのですが。
 
 
<シナリオ3>
 
新規参入組(リューネ&ミオ)へのウェンディお披露目の巻。私は無印第四次のミオの放送コードギリギリの大暴走ネタで彼女の大ファンになった人なので、魔装機神での控えめな毒吐き程度に収まる彼女では物足りなくて仕方がありません。笑
あれ(世界の料理ショー&レツゴー三匹ネタ)はやっぱり業界団体からクレームがあったんですかねえ。権利の問題でしょうか。若い世代に理解されないネタだってだけなら、新しく別のネタを挿入すればいいだけですし。
 
◎ウェンディ◎
 
こちらもちょっと年齢相応グラになった気が? 29歳って言われれば29歳に見えますよね!
 
ただ、このイベントだけだとウェンディがマサキを好きな理由がやっぱりわからないんですよね。しかも、彼女がマサキのことを好きらしいということが何とか伝わるかな? ってぐらいの匂わせ。そこはもうイベントの尺の都合上仕方がないとは思うのですが、LOEでも私は彼女が何故マサキに惹かれたのかがさっぱり理解できなかった人なので、そこのフォローが欲しかったところです。
EXや四次のマサキは、説明役に回ることが多かったこともあって、年齢よりは大人びた感じがありました。そういったマサキだったら或いは、と思う部分もあるのですが、LOEのマサキは年相応だなと感じる場面が多いですよね。(むしろ幼いと感じる部分も増えました)
LOEでもう少し大人びた部分をマサキが見せてくれていれば、きっと精神年齢が釣り合っているのだなと理解が及ぶのですが(世の中の年の差カップルというのはそういうものですよね)、そうではないようなんですよね。このふたり。
 
共通の話題もなさそうですし、うーん。
 
あの人、とウェンディがマサキのことを言うからには、ウェンディはマサキを上として見ているってことですよね。あの子、と呼ぶならその気持ちを理解できそうな気がするのですけど。
 
※魔装機神LOEが出た当時は「二十四人のビリー・ミリガン」の大ヒットによって、解離性人格障害(現:解離性障害)の認知度が上がり、ちょっとしたムーブメントを引き起こしていた頃でした。(日本での解離性人格障害の治療者としてはある意味第一人者(個人的には色々思うところもありますが)である町田氏はテレビで引っ張りだこでしたね。当時の私はかなり氏の著作を読ませていただいたものです)そういった時代背景があってのウェンディ&テューディという設定でもあったということをお含みおきいただけますと幸いです。実際、これだけはっきりした多重人格というのは珍しい部類に入ります。
 
 
今回はここまで!いやー、長くなりましたねえ。
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