タイトルの通りなんですけど、今@kyoさん「幽けき~」と「LottaLove」の二本の長編を抱えている状態じゃないですか。(モブマサも加えると四本)しかも書く書く云って書いてないクリスマスネタなんてのもある訳ですよ!
ちな魔装inNWとundergroundは不定かつ気紛れにやる予定なので、完結までには後二、三年ぐらいはかかるんじゃないですかね?
ところが、なんですよ。あちこち手を出し過ぎるのも問題だなあ、と思いながらも、滾る欲望に耐え切れずOPだけ書いちゃったんですけど……日記を書くついでに落として行こうかなとか、拍手ネタはこれにしようかな、とか、絶賛ぐるぐる回っている真っ最中!
皆様的にはどうです? シュウマサでオメガバース。もし良ければご意見をお伺いしたく。
と、いうことで、以下はプロローグなのです。導入部分なので短いですよ!
ちな魔装inNWとundergroundは不定かつ気紛れにやる予定なので、完結までには後二、三年ぐらいはかかるんじゃないですかね?
ところが、なんですよ。あちこち手を出し過ぎるのも問題だなあ、と思いながらも、滾る欲望に耐え切れずOPだけ書いちゃったんですけど……日記を書くついでに落として行こうかなとか、拍手ネタはこれにしようかな、とか、絶賛ぐるぐる回っている真っ最中!
皆様的にはどうです? シュウマサでオメガバース。もし良ければご意見をお伺いしたく。
と、いうことで、以下はプロローグなのです。導入部分なので短いですよ!
<屋烏《おくう》の愛>
0.変異
始まりは何てことのない身体の火照りだった。
始まりは何てことのない身体の火照りだった。
37.3℃の熱。風邪を引いたのだろうと市販の薬を飲んだものの、熱が下がることはなかった。それどころか、翌日になると熱っぽさが増した。体温は37℃の前半で安定しているものの、脳に膜が張っているような鈍さを感じる。
咳や鼻水は出なかった。関節の痛みもない。胃腸も健康だ。だのになんとはなしに感じる倦怠感。とにかく休むようにとプレシアに云われたマサキは、家に篭ることにした。マサキの異変を知らない仲間たちは遠慮なく家を尋ねてきたものだったが、しっかり者の義妹はその全てを玄関先で追い払ってくれた。
三日目ともなると異変は混迷を極めた。衝動的に襲ってくる性欲。絞れば雫が垂れそうなまでに濡れた下着に、マサキは途惑いながらもその処理に励んだ。けれども満たされない飢え。快感が欲しくて欲しくて堪らない。マサキはその衝動に抗えずに幾度も自慰に及んだ。激しい倦怠感に支配されながらも、二度、三度と、繰り返し繰り返し自らの男性器を嬲った。ぼんやりとした頭はまともな思考をマサキから奪いつつあった。
翌日。四日目にしてマサキは自身の下着を濡らしている体液が、精液だけではないことに気付いた。四六時中猛っている男性器の奥、臀部の合間から滑った液体が溢れ出ている。不安を感じたマサキは病院に行くべきか悩んだ。さりとて医者に何をどう説明すればいいのかわからない。
流石に四日も不調が続けば、気丈な義妹も心配を強めたようだ。彼女にも病院を勧められたものの、結局ふんぎりが付かないまま、マサキはその日も部屋に篭って自慰を繰り返した。
五日目。アナルの奥がどうなっているのか確認しようと、指を挿し入れた瞬間だった。それまでの自慰とは比べ物にならない快感がマサキの身体を貫いた。後のことは朧げにしか覚えていない。訳のわからない快感は、マサキの緩んでいた理性の箍を弾け散らせてしまったようだ。あ、あ、ああっ。マサキはひたすらに自らのアナルをその指で嬲った。そして尽きることなく精液を吐き出した。
六日目。切れ間のない性欲は、抑えるのが困難なほどだった。それでも射精に至れば少しの谷間が出来る。部屋に篭りきりになった義兄をプレシアは大層心配している様子だったが、今のこの精神状態で病院まで無事に辿り着ける自身もない。いつかは終わる。マサキはそう信じて、自らの指で自らの身体を慰め続けた。
七日目。乳首が張ってどうしようもない。服が擦れるだけでも身体が反応する。マサキは途惑いながらも乳首にも愛撫を施すことにした。両の乳首を指先で摩っていると、アナルの奥に強烈な疼きを感じる。強烈な欲望はどちらか片方だけへの愛撫では満足させてくれそうにない。朦朧とした意識の中、マサキは部屋の中を漁った。
硝子製の流線形の置き物。任務で地方に遠征した時に、何の気なしに買った土産だった。それがマサキの目にはとてつもなく美味しそうに映った。アナルにぴったりと嵌まりそうな形をしている。マサキは躊躇わずにそれを自らの腹の中に収めた。そうして腰を振りながら乳首を弄った。更なる快感。自分の身体がどうなってしまっているのかなどといった心配事は、最早蚊帳の外だった。マサキは置き物を抜くことなく、何度も絶頂に上り詰めてはまた自慰に励むのを繰り返した。
そうして迎えた八日目。
目が覚めると驚くほど身体が軽かった。一週間ぶりに自分の脳が確りと働いている感覚がある。あれだけ悩まされた症状が一斉に消失したことに不安を感じながらもベッドを出て、この七日間、僅かにしか顔を合わせていなかった義妹と久しぶりに食卓をともにした。
それきりだった。
ひと月が過ぎ、ふた月が過ぎても、おかしなことが身体に起こる気配はない。だからマサキは、何か奇妙な病に罹っただけだったのだと、自分を納得させることにしたのだ。覚えてしまった快感に、時に身体が疼くのを感じていながらも――。
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