前回が思ったより好評でしたので、今回もやることにします。リクエストを除く全12編のお話について全部書きますので、前中後編になります。お暇な方やご興味がある方はお読みくださいませ。
前編では上記二つについて語ります。では本文へどうぞ!
「書きたかったところ」
「いい感じになった気がするところ」
前編では上記二つについて語ります。では本文へどうぞ!
〇書きたかったところ
<無窮の星>
私、この時期の白河はヴォルクルスのお陰で思春期病(中二病)モードだったと思うことしきりなので、そういった思春期特有のセンチメンタリズムを表現出来たらなと思いながら書きました。
思春期って何故か目標に対する手段を逆張りし出すところがあったりするじゃないですか。世の中をひねた目で見がちになったり。特に「人間はガンだから滅ぼせ」なんてこの年代を特徴付ける考え方だと思うんですよ。とはいえ、過去の自分と対話させるのは反則だったな、と思っております。
(サロメは私、最近の流行りネタだって知らずに使ってしまったんですけど、書いてからそうだって知って、やってしまったと頭を抱えたのはここだけの秘密です)
私、この時期の白河はヴォルクルスのお陰で思春期病(中二病)モードだったと思うことしきりなので、そういった思春期特有のセンチメンタリズムを表現出来たらなと思いながら書きました。
思春期って何故か目標に対する手段を逆張りし出すところがあったりするじゃないですか。世の中をひねた目で見がちになったり。特に「人間はガンだから滅ぼせ」なんてこの年代を特徴付ける考え方だと思うんですよ。とはいえ、過去の自分と対話させるのは反則だったな、と思っております。
(サロメは私、最近の流行りネタだって知らずに使ってしまったんですけど、書いてからそうだって知って、やってしまったと頭を抱えたのはここだけの秘密です)
<禁秘>
私は度々花が育つことを知らなかった白河を書いてるんですけど、それは彼が育った特殊な世界をどう表現するかというひとつの手段であるわけです。
純粋培養のおぼっちゃまであった白河は、私たちが常識だと思って生きていることを知らずに育った人間です。よく彼ら高貴なる人間の日常的な食(ケ)は質素であるなんて云われますけど、その質素な食事は私たちの普通の食事よりは遥かにお金がかかっているものであるのです。そういった王族にとっての常識と、私たちが住んでいる社会の常識の差を書き表せたらと思って書いた作品です。
ルオゾールはおまけみたいなものですが、彼にとっては鎖でもある存在だと思っているので、順当な出現ですかね。その存在が現実の世界のものであるのか、それともヴォルクルスの呪縛が僅かに残っている白河の心が見せた幻なのかは、読者の皆様の判断に委ねます。
私は度々花が育つことを知らなかった白河を書いてるんですけど、それは彼が育った特殊な世界をどう表現するかというひとつの手段であるわけです。
純粋培養のおぼっちゃまであった白河は、私たちが常識だと思って生きていることを知らずに育った人間です。よく彼ら高貴なる人間の日常的な食(ケ)は質素であるなんて云われますけど、その質素な食事は私たちの普通の食事よりは遥かにお金がかかっているものであるのです。そういった王族にとっての常識と、私たちが住んでいる社会の常識の差を書き表せたらと思って書いた作品です。
ルオゾールはおまけみたいなものですが、彼にとっては鎖でもある存在だと思っているので、順当な出現ですかね。その存在が現実の世界のものであるのか、それともヴォルクルスの呪縛が僅かに残っている白河の心が見せた幻なのかは、読者の皆様の判断に委ねます。
<水に沈めた未来《あした》>
親という生き物は欲深い生き物でして、何故か自分とは異なる人格を持つ独立した存在である生き物であるところの我が子を、ただ産んだという理由でだけで自分の所有物だと勘違いする訳ですよ。だからこそ、子殺しは最も罪深い所業であると私は考えるのです。
女という生き物は男と比べてドライな生き物です。これは精神年齢が男性よりも女性の方が高いからなのですが、だからこそ親子関係においても、女性の方がより現実的に捉える面が多かったりします。男性が得てしてマザコンであるのは、この精神年齢の差が影響を与えていたりするのです。
故に、私は白河もマザコンであると考えている訳ですが、彼はその知能によって、現実的な世界を捉える目を持っている人間でもあります。このふたつによるコンフリクト《葛藤》がこの作品で書きたかったことです。ペンダントを沈めるのに白河が躊躇いを見せたのは、母親の愛情がそこにあったからですよね。
また彼は非常に物わかりの良い青年でありますけど、だからこそ内側に抱え込んでしまっている鬱屈した感情は相当なものである筈だと私は考えています。類まれなき自制心で他人に見せまいとしているその部分を書き表せたらと思って書いた話でもあります。
親という生き物は欲深い生き物でして、何故か自分とは異なる人格を持つ独立した存在である生き物であるところの我が子を、ただ産んだという理由でだけで自分の所有物だと勘違いする訳ですよ。だからこそ、子殺しは最も罪深い所業であると私は考えるのです。
女という生き物は男と比べてドライな生き物です。これは精神年齢が男性よりも女性の方が高いからなのですが、だからこそ親子関係においても、女性の方がより現実的に捉える面が多かったりします。男性が得てしてマザコンであるのは、この精神年齢の差が影響を与えていたりするのです。
故に、私は白河もマザコンであると考えている訳ですが、彼はその知能によって、現実的な世界を捉える目を持っている人間でもあります。このふたつによるコンフリクト《葛藤》がこの作品で書きたかったことです。ペンダントを沈めるのに白河が躊躇いを見せたのは、母親の愛情がそこにあったからですよね。
また彼は非常に物わかりの良い青年でありますけど、だからこそ内側に抱え込んでしまっている鬱屈した感情は相当なものである筈だと私は考えています。類まれなき自制心で他人に見せまいとしているその部分を書き表せたらと思って書いた話でもあります。
<静かなる決戦>
絶対に仲良くとはいかなさそうなふたりだと思っている白河とヤンロンを、マサキとのことで戦わせたらどうなるのかと思って書いた作品です。結局マサキが弱点である白河が大劣勢になって終わってしまいましたけど笑、でもこのふたりの場合、他のことで議論を戦わせてもヤンロンの方が優勢な気がします。
絶対に仲良くとはいかなさそうなふたりだと思っている白河とヤンロンを、マサキとのことで戦わせたらどうなるのかと思って書いた作品です。結局マサキが弱点である白河が大劣勢になって終わってしまいましたけど笑、でもこのふたりの場合、他のことで議論を戦わせてもヤンロンの方が優勢な気がします。
<簒奪者>
ノルス・グラニアの名前を知って驚いたので書いた作品です。教団時代に作ったグランゾンにグランの名前が入っているのは、当時皮肉屋だった白河なら素でやるだろうと思うのでおかしいとは感じないのですが、その呪縛から解き放たれ(表面的には)穏やかさを取り戻した彼が付けるには、違和感しかない名前だと私は感じました。しかもド直球に「グラニア」を後ろに「・」で区切って付けてますからね!
王宮という世界(私にとっては皇室でもありますが)は、王族の意見だけで回っている世界ではないのですよ。そこに仕える人たちの思惑が絡む世界でもあります。そして彼らは私たちが思って以上に力を持っている存在でもあるのです。末広がりに広がる王族の末裔たちもそう。そうした数多の人間によって構成される世界が王族社会であり、王宮である訳です。
その王宮社会がこの名前を知った時にどう感じるかということに、白河が考えを及ばせられない筈がないのです。故に、私は確信的に彼はその名を付けたと判断しました。まあ、この話の中では結構優しい解釈にしましたけど、もっとどぎつい考えを持っているだろうなというのが私の考えです。
物事と云うのは表に出ることが全てではない。
ノルス・グラニアの名前を知って驚いたので書いた作品です。教団時代に作ったグランゾンにグランの名前が入っているのは、当時皮肉屋だった白河なら素でやるだろうと思うのでおかしいとは感じないのですが、その呪縛から解き放たれ(表面的には)穏やかさを取り戻した彼が付けるには、違和感しかない名前だと私は感じました。しかもド直球に「グラニア」を後ろに「・」で区切って付けてますからね!
王宮という世界(私にとっては皇室でもありますが)は、王族の意見だけで回っている世界ではないのですよ。そこに仕える人たちの思惑が絡む世界でもあります。そして彼らは私たちが思って以上に力を持っている存在でもあるのです。末広がりに広がる王族の末裔たちもそう。そうした数多の人間によって構成される世界が王族社会であり、王宮である訳です。
その王宮社会がこの名前を知った時にどう感じるかということに、白河が考えを及ばせられない筈がないのです。故に、私は確信的に彼はその名を付けたと判断しました。まあ、この話の中では結構優しい解釈にしましたけど、もっとどぎつい考えを持っているだろうなというのが私の考えです。
物事と云うのは表に出ることが全てではない。
白河愁という人間は内側にこそ本当の考えを持つ人間である。不言実行の人間でもある。私は彼の性質をそう捉えているからこそ、こういった話になりました。
<春は巡る>
<春は巡る>
秘密を明かしたいけれど明かせないシュウマサふたりの話。マサキは白河が話してくれたら秘密を打ち明けてもいいと考えていて、白河はマサキに対して無条件で秘密を明かしてしまいたいけれど、マサキのことを考えるとそれが出来ないと考えている、その考えの部分が書きたかった話です。
<得意の不在>
何だかんだで結局、マサキのことを考えずにいられない白河でした。そこが書きたかったんですよ!!!!!もう何考えても結局そこに行っちゃうってね!!!笑
<得意の不在>
何だかんだで結局、マサキのことを考えずにいられない白河でした。そこが書きたかったんですよ!!!!!もう何考えても結局そこに行っちゃうってね!!!笑
<或る晴れた日の>
デートよデート!!!!!笑 マサキとの距離を詰めたい白河の奮闘編です。好きな食べ物とか色とか知れたらもう大前進じゃん!!!!!でも白河はそういった表面的なことより、内面的なことを知りたい人だからこそ、最後のあの一文になるのだというところが書きたかったところです。
デートよデート!!!!!笑 マサキとの距離を詰めたい白河の奮闘編です。好きな食べ物とか色とか知れたらもう大前進じゃん!!!!!でも白河はそういった表面的なことより、内面的なことを知りたい人だからこそ、最後のあの一文になるのだというところが書きたかったところです。
<夢より出でて>
マサキとの距離を更に詰めたい白河が衝動的に動いてしまったお話。何が書きたかったってそりゃあもうキスシーン以外に何があろうか!!!!他にあったらシュウマサ女としての名が折れる!!!!笑
マサキとの距離を更に詰めたい白河が衝動的に動いてしまったお話。何が書きたかったってそりゃあもうキスシーン以外に何があろうか!!!!他にあったらシュウマサ女としての名が折れる!!!!笑
<月と太陽>
手を出してしまった結果を見るのが怖くてなかったことにしてしまおうとするいつもの白河が、マサキの気持ちを聞いた結果、頑張ってみようとするお話です。どうしようもない自信家であるからこそ、その自信を砕くマサキという存在に対して彼は臆病にならざるを得ないんですよね。これは公式的にもそうですけど。マサキの反応が怖くて仕方がないからこそ、彼はマサキに対して思い切った行動に出られないところがありますよね。っていうか聞きかじった先の展開なんて「あんたは中学生か!」みたいな感じじゃないですか。白河のマサキに対する距離の詰め方って。いい歳した大人がする行動じゃない笑
そんな白河の臆病な部分が書きたかったところです。
手を出してしまった結果を見るのが怖くてなかったことにしてしまおうとするいつもの白河が、マサキの気持ちを聞いた結果、頑張ってみようとするお話です。どうしようもない自信家であるからこそ、その自信を砕くマサキという存在に対して彼は臆病にならざるを得ないんですよね。これは公式的にもそうですけど。マサキの反応が怖くて仕方がないからこそ、彼はマサキに対して思い切った行動に出られないところがありますよね。っていうか聞きかじった先の展開なんて「あんたは中学生か!」みたいな感じじゃないですか。白河のマサキに対する距離の詰め方って。いい歳した大人がする行動じゃない笑
そんな白河の臆病な部分が書きたかったところです。
<あなただけに>
さて、そうは云ったところで、マサキの才能や実力を買っている白河だからこそ、彼はその人間性に思うところが出てしまうと思うのですよ。どちらかと云わなくとも完璧主義者だと思われる白河は、その言動からしても「自分に厳しく他人に厳しい(但し表面上は理解を努める)」タイプだと考えられます。故に内心では相当に他人の粗に対して物思うことがあるのだろうな、と思うのですよね。
それを彼が爆発させてしまったのは、彼がマサキ=アンドーという人間にそれでも期待をしているからなのですよね。つまり甘えです。彼ならそうした自分の気持ちを知っても、恐らくは逃げないだろうという甘え。そういった部分が書きたかった話です。
さて、そうは云ったところで、マサキの才能や実力を買っている白河だからこそ、彼はその人間性に思うところが出てしまうと思うのですよ。どちらかと云わなくとも完璧主義者だと思われる白河は、その言動からしても「自分に厳しく他人に厳しい(但し表面上は理解を努める)」タイプだと考えられます。故に内心では相当に他人の粗に対して物思うことがあるのだろうな、と思うのですよね。
それを彼が爆発させてしまったのは、彼がマサキ=アンドーという人間にそれでも期待をしているからなのですよね。つまり甘えです。彼ならそうした自分の気持ちを知っても、恐らくは逃げないだろうという甘え。そういった部分が書きたかった話です。
<本心>
最後にマサキを持って来たのは、彼以上に白河愁という人間を語れる人間はいないと思ったからです。この一連の話の中では彼もかなり歳を取ったということになっていますので、遠慮なく書かせていただきました。話の前書きでも書きましたけど、普段のマサキを書く時は、マサキに合わせた文体を心がけているのですけど(とはいえそれでも大人っぽいですが)、今回は様々な経験を経て成長した青年期のマサキを想定しているので、それに見合うように文体も畏まった感じに直しました。
鈍感なマサキですけど、そんなマサキが白河の執着心に気付いたら、それをどう感じるかというのが書きたかったところです。普段書けないマサキを書けてとても楽しかったですねえ。ラストが尻切れトンボ気味ですけど、それはこのふたりは「お互いをきちんと知る」ところからスタートすべきだと私が思っているからです。ぶっちゃけこのふたり、白河はマサキを理想化していますし、マサキは白河を誤解しているしで、正しい姿をお互い知らない状態だと思うんですよね。
<K→P→B=S>
前述の作品をサイトに上げる時に同時に公開する予定の番外編です。ただただこのシリーズのふたりが肉体的に先に進んだらどうなるのかを書きたかっただけの作品です。私に対するご褒美だった筈なんですが、思った以上に真面目な話になってしまって、萌えだのエモだのからは遠ざかってしまいました。公開をお待ちください。
〇いい感じになった気がするところ
<無窮の星>
何だかんだでサロメを絡めた部分はいい感じになったと思っています。この部分がなかったら、ただの甘ちゃんが世を拗ねて行動を起こしただけの話になってしまっていたと思うので。
最後にマサキを持って来たのは、彼以上に白河愁という人間を語れる人間はいないと思ったからです。この一連の話の中では彼もかなり歳を取ったということになっていますので、遠慮なく書かせていただきました。話の前書きでも書きましたけど、普段のマサキを書く時は、マサキに合わせた文体を心がけているのですけど(とはいえそれでも大人っぽいですが)、今回は様々な経験を経て成長した青年期のマサキを想定しているので、それに見合うように文体も畏まった感じに直しました。
鈍感なマサキですけど、そんなマサキが白河の執着心に気付いたら、それをどう感じるかというのが書きたかったところです。普段書けないマサキを書けてとても楽しかったですねえ。ラストが尻切れトンボ気味ですけど、それはこのふたりは「お互いをきちんと知る」ところからスタートすべきだと私が思っているからです。ぶっちゃけこのふたり、白河はマサキを理想化していますし、マサキは白河を誤解しているしで、正しい姿をお互い知らない状態だと思うんですよね。
<K→P→B=S>
前述の作品をサイトに上げる時に同時に公開する予定の番外編です。ただただこのシリーズのふたりが肉体的に先に進んだらどうなるのかを書きたかっただけの作品です。私に対するご褒美だった筈なんですが、思った以上に真面目な話になってしまって、萌えだのエモだのからは遠ざかってしまいました。公開をお待ちください。
〇いい感じになった気がするところ
<無窮の星>
何だかんだでサロメを絡めた部分はいい感じになったと思っています。この部分がなかったら、ただの甘ちゃんが世を拗ねて行動を起こしただけの話になってしまっていたと思うので。
<禁秘>
普通の人間の世界に出て、知らなかったことを知ったというのを語っている部分ですね。ここは書きたかったところでもあるので、その通りにそこそこ上手く書けた気がします。
普通の人間の世界に出て、知らなかったことを知ったというのを語っている部分ですね。ここは書きたかったところでもあるので、その通りにそこそこ上手く書けた気がします。
<水に沈めた未来《あした》>
ラストシーンですかね。彼が胸の内に抱えているだろう数多の怒りを、きちんと書ききれたような気がしています。
ラストシーンですかね。彼が胸の内に抱えているだろう数多の怒りを、きちんと書ききれたような気がしています。
<静かなる決戦>
お題でもある「知らないふりが上手くなる」をヤンロンが口にしたところです。ここは本当に上手く繋げられたと自負していますし、しかも話の重要なポイントとしてきちんと機能しています。こんなに上手くお題を消化できたのは、この作品だけかも知れません。
お題でもある「知らないふりが上手くなる」をヤンロンが口にしたところです。ここは本当に上手く繋げられたと自負していますし、しかも話の重要なポイントとしてきちんと機能しています。こんなに上手くお題を消化できたのは、この作品だけかも知れません。
<簒奪者>
この圧倒的な量の白河視点の地の文のテキスト全部ですね!笑 後から書き足した部分もきちんと話に馴染んでいるので、どこかだけなんて選べないです私。
この圧倒的な量の白河視点の地の文のテキスト全部ですね!笑 後から書き足した部分もきちんと話に馴染んでいるので、どこかだけなんて選べないです私。
<春は巡る>
白河がマサキに秘密を打ち明けたいと葛藤する部分です。まあまあ上手く彼の内面が纏まった感じがするので。私の考える白河像は葛藤している人なので、そういう部分はホント愛おしいですね!!!!(盲目)
白河がマサキに秘密を打ち明けたいと葛藤する部分です。まあまあ上手く彼の内面が纏まった感じがするので。私の考える白河像は葛藤している人なので、そういう部分はホント愛おしいですね!!!!(盲目)
<得意の不在>
何だかんだでチカとのかけあいはいい感じなんじゃないでしょうか。私が書くチカと白河の掛け合いはどうしても暴走するチカを宥める白河という構図になりがちではありますが……
あとラストシーン!マサキという言葉を使わずにマサキの外見的な特徴だけで、それを表そうと思っていたので、その表現には物凄く気を遣いました!個人的にはいい感じで纏まっていると思うのですが、どうでしょう?
何だかんだでチカとのかけあいはいい感じなんじゃないでしょうか。私が書くチカと白河の掛け合いはどうしても暴走するチカを宥める白河という構図になりがちではありますが……
あとラストシーン!マサキという言葉を使わずにマサキの外見的な特徴だけで、それを表そうと思っていたので、その表現には物凄く気を遣いました!個人的にはいい感じで纏まっていると思うのですが、どうでしょう?
<或る晴れた日の>
ええもうマサキに首ったけ(死語)な白河の盲目振りが全てですよ!そこ意外に何があったものか!書いたものを読み返してこれはやり過ぎなんじゃと思うくらいに白河が乙女していてそれにちょっと思うところがあったりなかったりしますが、そこがあるからこそこの話には意味があるので、いいんじゃないかな!笑
ええもうマサキに首ったけ(死語)な白河の盲目振りが全てですよ!そこ意外に何があったものか!書いたものを読み返してこれはやり過ぎなんじゃと思うくらいに白河が乙女していてそれにちょっと思うところがあったりなかったりしますが、そこがあるからこそこの話には意味があるので、いいんじゃないかな!笑
<夢より出でて>
ふたりのこの微妙な距離感よ。借りを作りたくないマサキに、彼から貰った紙幣を別にしておく白河とかもう何だこれですけど、そういった細かいところがいい感じになったんじゃないかと思います。
ふたりのこの微妙な距離感よ。借りを作りたくないマサキに、彼から貰った紙幣を別にしておく白河とかもう何だこれですけど、そういった細かいところがいい感じになったんじゃないかと思います。
<月と太陽>
まあそのシュウマサなんですけど、個人的にいい感じに書けたと思っているのは、店の描写だったりします。何というか白河が好みそうな店ってどんな店だろうなというのを自分なりに解釈して書いたものですので、そこはきちんと描写をせねばと頑張ったと申しますか、頑張り過ぎたと申しますか……でもここが私にとってはいい感じなところなんですよー。こういう雰囲気だったらさしもの白河も気に入ってくれるんじゃないかな、って頑張ったんですよー。
まあそのシュウマサなんですけど、個人的にいい感じに書けたと思っているのは、店の描写だったりします。何というか白河が好みそうな店ってどんな店だろうなというのを自分なりに解釈して書いたものですので、そこはきちんと描写をせねばと頑張ったと申しますか、頑張り過ぎたと申しますか……でもここが私にとってはいい感じなところなんですよー。こういう雰囲気だったらさしもの白河も気に入ってくれるんじゃないかな、って頑張ったんですよー。
<あなただけに>
圧倒的な地の文の量!どこもいい感じだと思うんですけど、やっぱり冒頭の白河が思いがけずマサキへ本心を露わにしてしまった部分ですかねえ。お題なんですけど、こうした言葉を感情のままに口にする白河ってそうそう見られないじゃないですか!エモい!!!私にとっては滅茶苦茶エモい!!!!
圧倒的な地の文の量!どこもいい感じだと思うんですけど、やっぱり冒頭の白河が思いがけずマサキへ本心を露わにしてしまった部分ですかねえ。お題なんですけど、こうした言葉を感情のままに口にする白河ってそうそう見られないじゃないですか!エモい!!!私にとっては滅茶苦茶エモい!!!!
<本心>
ラスト近くの台詞を抜いた三段落ですね!それまでじっくり考えて書いていたのに、ここで筆が大暴走。勢いのままに五分くらいで書き上げてしまった部分です。やぱマサキはこうじゃないと!というのが私の中にあって、それが露わになった部分だからではないでしょうか。とても解放された気分で書くことが出来ました。
ラスト近くの台詞を抜いた三段落ですね!それまでじっくり考えて書いていたのに、ここで筆が大暴走。勢いのままに五分くらいで書き上げてしまった部分です。やぱマサキはこうじゃないと!というのが私の中にあって、それが露わになった部分だからではないでしょうか。とても解放された気分で書くことが出来ました。
<K→P→B=S>
冒頭のマサキが悩む部分です。というか、ここを除いたらあとはふたりがあれこれしているだけの話ですので、ここをいい感じにしないとエロしか指定できないっていうね……
以上、前編にございました!
続きはまた隙を見て投下したいと思います。ここまで読んで頂いて有難うございました!
何かの参考に(なるかはわかりませんが)なれば幸いです。
.
冒頭のマサキが悩む部分です。というか、ここを除いたらあとはふたりがあれこれしているだけの話ですので、ここをいい感じにしないとエロしか指定できないっていうね……
以上、前編にございました!
続きはまた隙を見て投下したいと思います。ここまで読んで頂いて有難うございました!
何かの参考に(なるかはわかりませんが)なれば幸いです。
.
PR
コメント