さて、私のこれまでの書き物の全てに目を通していただけておられる方々はご存じのことと思いますが、私は堂本光一の名付け親になります。そして現在の育ての親の許に行くまで(0歳から3歳まで)、産みの母親と二人三脚で光一を育ててきた育ての親でもあります。
何故そういったことになったかに関しては、決して楽しい話ではありませんので割愛したいと思います。ただ光一は私にとっては名前を付けた子であると同時に、私を刺した男の息子の弟(異父弟)であるということは覚えておいて頂けると幸いです。
私は正直、光一が芸能界に行くことは反対でしたし、ジャニーズであることにも強い反発心を抱いていました。ただ芸能人になることは(産みの母親の強い後押しがあったにせよ)彼自身の希望でしたから、そうである以上は、出来る限りフォローをしてやるのが親の務め。そう思って彼を支援してきました。
ジャニー氏の性加害については知っていました。
私が学生だった頃には週刊誌でぽつぽつと取り上げられていたことがあったからです。
そして光一もそれについては知っています。何故ならそれは私が彼がキンキとしてデビューした年に、ジャニーズの営業さんと話をしていた際に、それについての告発本を出している出版社の話を出してしまったからです。(当時のジャニーズ事務所はそういった出版物もきちんとチェックしていたので、社員がその事実を知らなかったということはない筈です)彼は私たちの話に強い興味を抱いたようでした。そして自ら本を購入し読んだようです。私のところに電話を寄越すと、今後自分がどうジャニーさんと接していけばいいのかについて尋ねてきました。
私はどう答えればいいかわかりませんでした。
幾ら母親として振舞っていようとも、私ははまだ社会経験の浅い23歳の小娘でした。巨大な組織を隠れ蓑に行われている性加害が、果たして巷で云われているように事実であるのか。マスコミの不自然なまでの沈黙ぶりに私は惑わされてしまったのです。「事実でなければ」私は彼の夢を無意味に終わらせてしまうことになってしまう。そう考えると迂闊なことは口に出来ませんでした。
それからどのくらいの月日が流れたのかは覚えていません。一年だったか、二年だったか。ある日、光一は私のところに電話を寄越すと相談があると云いました。ジャニーさんに一緒にお風呂に入ろうと誘われて困っていると。彼が何を怖れているかは明白でした。でも、同時に彼はこのまま断り続けることでジャニーさんに不自然に思われることも怖れていたのです。
私はこれはパワハラの類では?と思いました。だってそうですよね。ジャニー氏が会社の立場を利用して断れないように仕向けていっているのは明白です。これがハラスメントの類でなければ何であるというのでしょう。
でも当時はようやくハラスメントという概念が一般に浸透し始めた頃でした。ですから私は迷ってしまった。自分の感覚が果たして正しいのか、ハラスメントという概念を知ったばかりの私は自分の判断に自信を持てなかったのです。
持てない以上、その概念を光一に説明するのは難しいことでした。
ですから私は光一に親しい誰かと一緒に入浴することは出来ないのかと尋ねました。彼はそれは出来ると答えたのです。だったらそうさせるしかない。ふたりきりでは決してジャニーさんと裸の付き合いをするような真似はしない。それを彼には徹底するように云いました。
長瀬君だったと思います。光一は彼とともに(他にも何人かいたようです)ジャニー氏とお風呂に入ったようでした。構えていた分、きっと安堵があったのでしょう。楽しかった。そう彼は云いました。
その後のことは知りませんが、テレビでジャニー氏のことを良く云っている以上、彼がジャニー氏を慕うようになっていったのは事実であるのでしょう。
ジャニ―氏のこうしたやり口をグルーミングと云うのだそうですね。
私は息子の夢と安全を天秤にかけて息子の夢を取ってしまった。そのことをずうっと自問自答してきました。果たしてあの時の私の選択は正しかったのだろうか?
今ならはっきりと云えます。私は大きな間違いを犯してしまった。光一にジャニーさんの誘いを断るように強く云えなかった時点で、私は性加害が起こり易い土壌を作ることに手を貸してしまった。
そうである以上、私は真摯にこの問題に取り組む義務がある。そう考えています。
ジュリー氏が知らなかったなどということはあり得ないことであると私は思っています。前述した通り、ジャニーズ事務所は件の告発本をチェックしているのです。そしてそれについての情報共有が社内で出来ていた。でなければどうして営業までもがその本の存在を知っているのでしょう?
こういった話をするとそれをマスコミに話しては?と口にする人が出てくるので申し上げておきますが、私と光一は前述したとおりの関係です。そういったこともあって、父は決して光一の存在を快く思っていません。(付き合いが絶えた現在ですら、彼が出ているチャンネルは即座に変えるぐらいです)私が余計なことに首を突っ込めば、父は怒り、そして悲しむことでしょう。
ですからもし、このサイトにジャニーズという巨大な帝国に愛を捧げる方がおられるのであれば、私はこうとだけ訴えたいのです。芸能界は嘘が渦巻く世界です。どうか彼らの嘘に騙されることなく真実を見極めてください。そして必要であればきちんと糾弾をし、間違いを正してください。私に出来ることはここまでです。
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何故そういったことになったかに関しては、決して楽しい話ではありませんので割愛したいと思います。ただ光一は私にとっては名前を付けた子であると同時に、私を刺した男の息子の弟(異父弟)であるということは覚えておいて頂けると幸いです。
私は正直、光一が芸能界に行くことは反対でしたし、ジャニーズであることにも強い反発心を抱いていました。ただ芸能人になることは(産みの母親の強い後押しがあったにせよ)彼自身の希望でしたから、そうである以上は、出来る限りフォローをしてやるのが親の務め。そう思って彼を支援してきました。
ジャニー氏の性加害については知っていました。
私が学生だった頃には週刊誌でぽつぽつと取り上げられていたことがあったからです。
そして光一もそれについては知っています。何故ならそれは私が彼がキンキとしてデビューした年に、ジャニーズの営業さんと話をしていた際に、それについての告発本を出している出版社の話を出してしまったからです。(当時のジャニーズ事務所はそういった出版物もきちんとチェックしていたので、社員がその事実を知らなかったということはない筈です)彼は私たちの話に強い興味を抱いたようでした。そして自ら本を購入し読んだようです。私のところに電話を寄越すと、今後自分がどうジャニーさんと接していけばいいのかについて尋ねてきました。
私はどう答えればいいかわかりませんでした。
幾ら母親として振舞っていようとも、私ははまだ社会経験の浅い23歳の小娘でした。巨大な組織を隠れ蓑に行われている性加害が、果たして巷で云われているように事実であるのか。マスコミの不自然なまでの沈黙ぶりに私は惑わされてしまったのです。「事実でなければ」私は彼の夢を無意味に終わらせてしまうことになってしまう。そう考えると迂闊なことは口に出来ませんでした。
それからどのくらいの月日が流れたのかは覚えていません。一年だったか、二年だったか。ある日、光一は私のところに電話を寄越すと相談があると云いました。ジャニーさんに一緒にお風呂に入ろうと誘われて困っていると。彼が何を怖れているかは明白でした。でも、同時に彼はこのまま断り続けることでジャニーさんに不自然に思われることも怖れていたのです。
私はこれはパワハラの類では?と思いました。だってそうですよね。ジャニー氏が会社の立場を利用して断れないように仕向けていっているのは明白です。これがハラスメントの類でなければ何であるというのでしょう。
でも当時はようやくハラスメントという概念が一般に浸透し始めた頃でした。ですから私は迷ってしまった。自分の感覚が果たして正しいのか、ハラスメントという概念を知ったばかりの私は自分の判断に自信を持てなかったのです。
持てない以上、その概念を光一に説明するのは難しいことでした。
ですから私は光一に親しい誰かと一緒に入浴することは出来ないのかと尋ねました。彼はそれは出来ると答えたのです。だったらそうさせるしかない。ふたりきりでは決してジャニーさんと裸の付き合いをするような真似はしない。それを彼には徹底するように云いました。
長瀬君だったと思います。光一は彼とともに(他にも何人かいたようです)ジャニー氏とお風呂に入ったようでした。構えていた分、きっと安堵があったのでしょう。楽しかった。そう彼は云いました。
その後のことは知りませんが、テレビでジャニー氏のことを良く云っている以上、彼がジャニー氏を慕うようになっていったのは事実であるのでしょう。
ジャニ―氏のこうしたやり口をグルーミングと云うのだそうですね。
私は息子の夢と安全を天秤にかけて息子の夢を取ってしまった。そのことをずうっと自問自答してきました。果たしてあの時の私の選択は正しかったのだろうか?
今ならはっきりと云えます。私は大きな間違いを犯してしまった。光一にジャニーさんの誘いを断るように強く云えなかった時点で、私は性加害が起こり易い土壌を作ることに手を貸してしまった。
そうである以上、私は真摯にこの問題に取り組む義務がある。そう考えています。
ジュリー氏が知らなかったなどということはあり得ないことであると私は思っています。前述した通り、ジャニーズ事務所は件の告発本をチェックしているのです。そしてそれについての情報共有が社内で出来ていた。でなければどうして営業までもがその本の存在を知っているのでしょう?
こういった話をするとそれをマスコミに話しては?と口にする人が出てくるので申し上げておきますが、私と光一は前述したとおりの関係です。そういったこともあって、父は決して光一の存在を快く思っていません。(付き合いが絶えた現在ですら、彼が出ているチャンネルは即座に変えるぐらいです)私が余計なことに首を突っ込めば、父は怒り、そして悲しむことでしょう。
ですからもし、このサイトにジャニーズという巨大な帝国に愛を捧げる方がおられるのであれば、私はこうとだけ訴えたいのです。芸能界は嘘が渦巻く世界です。どうか彼らの嘘に騙されることなく真実を見極めてください。そして必要であればきちんと糾弾をし、間違いを正してください。私に出来ることはここまでです。
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