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あおいほし

日々の雑文や、書きかけなどpixivに置けないものを。

スーパーロボット大戦X-Ω 魔装イベ1 シナリオ7~10 感想戦
ということで、スパクロ魔装イベ1の感想はここまでになります。相変わらず「ツッコミが激しくなると毒もまた激しくなる傾向の強い感想」ですので、そういったものが苦手な方は閲覧を控えていただけますと幸いです。
<シナリオ7>
 
シュテドニアスとの決戦シナリオ……の筈なんですが、ワカメ野郎のお陰で酷いギャグ回にしか見えないシナリオです。私、声上げて笑っちゃいましたよ。ROM版のこのマップってこんなに酷いシナリオでしたっけ?
 
◎ゾラウシャルド大統領◎
 
あれ? 私、こんな風な理屈を振り回しながら日本と喧嘩し続けてる国を知って(以下自主規制)
 
発言の全てがかませ犬臭全開で、ちょっと驚きました。こんなお方でしたっけ、と……かませ犬はかませ犬でも、もう少し大統領的な威厳のある方だった記憶があるんですが、気の所為ですかね。それとも、イベントの容量的な問題ですかね。
 
個人的にはラングランの覇権主義についての言及を、もっと突っ込んでしていただきたかったところです。戦争というのは基本的に国の正義VS国の正義ですので、他国から見たラングラン像というのは、ラングランという大国を深く知る為にも知りたいところであったりします。
でも私が最初に抱いた感想からするとですよ、かつてのラングランは帝国時代の日本のアジア統一思想的な動きをしていたってことですかねえ。でなきゃ世界制覇は出来ないですよねえ。
 
◎ワカメ(ルオゾール)◎
 
皆が待ってた再生ワカメ。
 
登場して即効でゾラウシャルドを切り捨てたので笑ってしまいました。こんなさらっとノータイムでしたっけ? もうちょっと引っ張ろうよ! いくらなんでも用済みポイ過ぎでしょう! これではルオゾールの残虐な一面というより、彼がいかにネタ的に美味しい男かを表現しているようにしか思えませんよ!笑
でもきっと、ルオゾールはシュテドニアス内部に入り込むまでは一生懸命に頑張ったのですよね。自らの野望を押し隠しつつ、甘言を労し、そしてゾラウシャルドに取り入った……そうだと言ってよバーニィ! っていうか私はそここそが見たいんですけどね!
 
どうもゲーム内だと、彼の特徴である「言葉巧みに他人に取り入ってみせる部分」が描かれきってない気がするんですよねえ。シュウにそこまで言わせるんですよ、ルオゾールという男は! 私はそんなルオゾールの本気の人心掌握術が見たいのですよ、公式様!
 
◎サフィーネ◎
 
サフィーネ、俺だー! 結婚してくれー!
 
何なのいい女過ぎるでしょう、サフィーネ。自らウェンディの護衛を買って出るなんて……流石、魔装機神のドロンジョ様。姐御肌で面倒見がいい!「じゃああたしが送っていってあげる」って、もう胸がきゅんきゅん(死語)しちゃいます。
 
 
<シナリオ8>
 
ロドニーがシュテドニアスを制したことがわかると同時に、王都近くにヴォルクルスの分身が登場するというシナリオです。後半のオカルト(スピ)用語の氾濫は、小学生の頃にオカルトに嵌ってアレコレやった身としましては、黒歴史をほじくり返されているようで非常に見ていてしんどいものでした。笑 あ、でも流石に「ムーで前世の仲間を探す」なんてのはやってませんからね! 白魔術を使う為に身を清浄に保ったりとか、チャクラを開くために呼吸法を実践したりとか、ヒランヤのネックレスを購入したりとか、精々そんなものです!
 
◎ロドニー◎
 
ロドニー!俺だー!結婚ry
 
そうだ! ロドニー! いましたいました! 大好きでした!
今の今まで忘れていてごめんなさい、ロドニー。でも本当に、当時は大好きでした。
 
どこの誰だか知らないけれど、誰もがみんな知っている。ひょっとこ仮面、見参! そうよこの活躍よ。懐かしい! ゾラウシャルドを失脚においこんだ男。やったねおっちゃん! ってゲームやっててガッツポーズしましたねえ。
 
◎シュウ◎
 
大変に失礼なことを書いてしまいますが、長台詞を話しているシュウっておっさん臭を感じませんか?笑 何でなんだろうなあ、と考えてみたのですが、この立ち絵の影響が6割はあると思うんですよ。なんで醤油顔からバター顔にしちゃったんですかねえ。私、藤色の髪の白河顔グラ大好きだったので(何度も言いますが襲いたくなるくらい大好物です)、まあ、その、何? 苦労が顔に滲み出ているように見えて、不憫だな……と思っちゃうんですよね、今の顔グラ。
 
で、残りの4割はこの話し方(論理展開)にあると思うんですよ。無印第四次までのシュウって言葉数が少ないのがいい方向に作用していて、ここぞというときの理屈が光るキャラだったと思うんですよね。それが爆発したのが第四次の「特異点、崩壊」ですよね。「特異点の位相をずらして事象を収束させる」なんてまるで言っていることの意味がわからない!笑 わからないけどすげーこと言ってるな! と思わせる力があった!笑 あれは「そこに気付けるだけの頭脳を持っている男なんだ」なって、シュウを認識させるさせてあまりある物凄いシナリオだった訳ですよ。
 
ところが魔装機神に入ってからは基本的世界観がオカルティックなものですから、シュウの持ち味である超理系超理論の出番がないじゃないですか。しかも精神的成熟を求める世界に住んでいる割には、正直、シュウ(というより製作陣)はそちら系にあまり詳しくなさそうなんですよ。だから長台詞を話させると、そこが透けて見えてしまって、あれれ? って感じになっちゃう。
 
理系ギフテッド×精神的成熟を求める社会=ヴィトゲンシュタイン
 
などという悪魔の囁きが聴こえてきたんですが、そういうことでもあると思うんですよね。もしくは東野圭吾の「超・殺人事件」でいいんですよ! 事実の羅列でいいんです! 言っている意味が一ミリもわからない内容になっても、私が見たい白河愁はそれなんです。彼がギフテッドであることに説得力を持たせて欲しいんですよ。
 
 
<シナリオ9>
 
ということでヴォルクルスで戻ったワカメを再び乾燥ワカメにすべくやってきました邪神の神殿。いやいやいやいや当時もゲームやりながら突っ込みましたけど、記憶が完全に戻るってそういうことですよね。契約の記憶もまた戻る。しかもワカメは復活できる。ということは何度でも振り出しに戻るで、あれ? 無限ループって怖くね?
その辺りシュウはちゃんと手を打つでしょう。仮にもギフテッド。十指に及ぶ博士号を持つ博士様よ。と思ってたら無策でひっくり返りそうになりました。どう考えてもマサキに説得サセタカッタダケーでしょ!
わかってるんですよ。つまり、このシナリオはご褒美シナリオなんですよ! ヴォルクルスルートは、そこまで頑張った腐女子たちへのご褒美シナリオなんですよ! あーゆーおーけー? って、皆さんそんなのわかってますよね! 私だってわかってますよ! 憎い! 私たちを踊らせる公式が憎い!
 
◎ミオ◎
 
ザムジードが地に潜れる設定が忘れ去られてなくてよかった! 魔装機神だと「潜って飛び出てマップ兵器」の戦術が使えないので(第四次では本当にお世話になりました)、もしかしたら地に潜れる設定はなかったことになっているんじゃないかと思っていたのですが、ちゃんと残っていてひと安心。
総じてミオには印象に残るような出番がなかった気がしなくもない魔装機神第二章ですが、続編ではその辺りどうなっているのでしょうね。ミオLOVEな私としましては、個人イベントが欲しかったりするのですが。
 
◎リューネ◎
 
流石にヴォルクルスが絡んでいるので公私混同をしないリューネ。あっさりマサキがシュウを説得するのに同意してみせます。正直、第四次から魔装機神までの間に何があったのかというぐらい物分かりが良くなりましたよね、彼女。
私の妄想の中のシュウとリューネの過去の関係というのは、「ビアンの元で書生のように過ごしているシュウが、世話になっているからこそ、時々少しだけリューネの様子を見たりしていた(リューネはそんなシュウがうっとおしくて仕方がない)」というものであったりするのですが、まあ、ただの夢です。笑
 
◎マサキ◎
 
第二章のマサキって主人公していないような気がしませんか? プレイヤー操作キャラである割には巻き込まれ型の事件が多くて、魔装機操者って何なんだろうな、と。セニアとつるんでる時間が長いからでもあるのですが、もっと能動的に判断をくだして広い範囲で独立して動く彼らが見たかったのですよ。それもあってご褒美マップがある割には、私はLOEは第一章ばかりプレイしてるんですよね。
 
愉しいですよね、第一章。プレイヤー操作キャラとしてのマサキとしては絶妙なバランスで。
 
あと滅茶苦茶シュウに噛み付いておきながら、共闘するときはあっさりしたものだし、何というかツンデレにしても一貫性に欠ける部分が目立つような気もするんですよ。好意的に解釈するとそれだけシュウに甘えてるのかなーとなりもするのですが。笑
なんというか、シュウとマサキの関係って進んで戻るを繰り返してますよね。365歩のマーチですよ。三歩進んだら次の瞬間には二歩下がるぐらいならいいんですけど、下手すると四歩ぐらい下がってますからね! くっそ、公式も一筋縄ではいかない! そう簡単に私たちに本物のご褒美を与えてはくれないのよ!笑
ところで、マサキの良さって、ここぞというところでガツンと本能的に真理を突いた台詞が吐けるってところにあると思うんですけど、二章のマサキって微妙ではありませんでした?
 
 
<シナリオ10>
 
ということでマサキの説得のターンです。ミオがさらっとシュウとマサキの関係を「」とか言い出しちゃったものだから、さあ大変。「腐れ縁だ」と訂正するマサキですが、果たして殺し愛は腐れ縁に収まる関係なんですかね。腐れ縁で殺し愛されちゃ世界もたまったものではないと思うのですが。笑
あ、ちなみに、私たちにとっての最ものご褒美だった例のエンディングは、残念ながらございません。しょんぼり。主要登場人物たちの会話でまとめたって感じですね。
 
◎ウェンディ◎
 
デュラクシールのシュテドニアへの流出が自分の中のテューディにあったと告白するウェンディ。なのですが、その肝心のテューディはもう消えたというか溶解を果たしてしまった模様。ヴォルクルスルートだとこういう展開になってしまって、ウェンディの存在意義がいまいちよくわからないものになってしまうんですよね。
 
◎シュウ◎
 
いらん負けず嫌いを発揮するシュウ。そこ!? 目を覚ますポイントそこ!? そんなのなくてもあなたマサキの声だけで目を覚ませそうなのに!(シュウマサ脳)犬猿の腐れ縁ですねえ。笑
 
◎マサキ◎
 
私ほらwikipediaもちょろっと読んでしまって、続編の内容も少しばかり知っていたりするのですが、公式的にはフェイル×マサキを推したいんですかね!?笑(腐女子脳)付き合いの期間の割には、マサキはフェイルロードに随分心を許しているというか、信用しているというか……最後の心の中の言葉が(フェイル……)で終わるとは思いませんでした! これは何かあったn(腐女子脳)
 
 
という感じでざっくりと感想を落としてみました。次回からは魔装イベ2の感想となります。
 
 
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