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あおいほし

日々の雑文や、書きかけなどpixivに置けないものを。

スーパーロボット大戦X-Ω 魔装イベ2 シナリオ1~3 感想戦
ということで、第二回イベントの感想戦です。私の知らないストーリーに入りますので、楽しみな反面、自分の読みがどこまで当たっていたのかの答え合わせになってしまうことへの怖さもあったり笑
 
人によっては耐え難い毒を吐くこともあるかと思いますので、私のそういった面が耐えられない方は閲覧を控えていただけますと幸いです。
<シナリオ1>
 
セニアに頼まれて廃棄されたヴォルクルスの神殿に調査に向かう魔装機神+αの一行。そこにシュウとサフィーネが姿を現して……というシナリオ。導入部分からかっとばしてますねえ。創世の女神の名前がアンティラスということで、隊の名前をアンティラス隊に改めてますが、やはりファンタジーには神話が必須なのでしょうか。
 
◎シロ&クロ◎
 
今回のオープニング担当はシロとクロ。でもさらりと終わってしまって寂しい限り。チカのあの大量テキストがいかに異常なのかがよくわかりますね。喧しいったらありゃしない。笑 私が書くと海だ山だ川だなんだと煩いだけの使い魔《ファミリア》だったりしますが、実はこの二匹、真面目な部分が多かったりしますよね。ご主人様であるところのマサキの根っこの部分をよく表していると思います。
 
ついでにこの点に触れておこうと思うのですが、無印SRWまでは「=」で繋いでいた名前や名称の表記が、魔装機神からでしたっけ? 「・」に改められたのですよね。私はその表記があまり好きではないので、名前の方は今でも「=」で表記してしまっていますが、多分これ国際的な表記ルールですよね。ゲームに限らず、小説や学術的書籍での表記なども改められているので。
 
◎セニア◎
 
買い物に行くような気軽さで新しく発見されたヴォルクルスの神殿跡の調査への同行を頼みにくるセニア様。流石です。しかし、この世界のやんごとない方々の扱いってどうなってるんでしょうね。あなた様方、ふらふら出歩き過ぎな気がするのですが。笑 というか、ラングランって専制君主制から立憲君主制に生まれ変わった筈では?笑
あともう一点、セニアは臣籍降下しちゃったんですかね? それともまだ籍は残っているのでしょうか。傍流には傍流の役割があるのがロイヤルな方々の世界なのですが(主に後継を残すという意味において)、魔装機神の世界のロイヤルな方々ってその辺りを感じさせないですよね。ノブレス・オブリージュって何だ笑
 
全くどうでもいい話なのですが、無印EXのセニアの顔グラが、私の高校時代の友人にそっくりでして、当時はプレイしながらそればかりが頭を過ぎって仕方が無かったのですが、魔装機神で顔グラが変わったことでそう感じることもなくなりました。個人的にはそれがちょっと寂しかったりもします。
 
◎マサキ◎
 
シュウに腕が鈍ったと言われてしまったマサキ。実戦から遠ざかると腕が鈍るってことは、あなた実戦がないときは怠けて過ごしてでもいるの……? マメな性格ではないとは思っていましたが、一応魔装機神の操者なんですから、そこはしっかりしましょうよ。笑
 
◎シュウ◎
 
勿体ぶった物言いと何を考えているかわからない態度もシュウの魅力のひとつだと思うのですよ。理解したい! そう思わせるカオティックな魅力こそがシュウの本懐! いきなりそれが爆発して、私としては嬉しい限りです。
昔のゲーム雑誌の登場人物紹介で「涅槃を見て帰ってきた男」なんて言われてたりしていたんですが、涅槃と言われると思い出してしまうのが今は亡き沖雅也。若い方にはわからないかと思いますが、なんかちょっと似てませんか? 今のちょっと濃い顔とか影のあるところとか。髪型を似せたらそっくりになると思うのですが。
 
 
<シナリオ2>
 
廃棄された筈の神殿内部にいたのはヴォルクルス教団の大司教サルティス。何やら実験などと口を滑らせていますが、このシナリオでは目的を果たしたと撤退してしまいます。しかしヴォルクルス教団はそんなに栄華を誇ったのですかね? 破壊神信仰にしては、神殿があり過ぎな気がするんですが。そこはやはり三柱神のひとりということでしょうか。
 
◎サーヴァ=ヴォルクルス◎
 
思ったよりも語彙力がありますね、サーヴァ=ヴォルクルス。もっとこう、本能的な破壊衝動の塊みたいな印象があったのですが、そこはやはり思念体だからでしょうか。現実社会に顕現してくるだけの力もありますし、もう少し、神様らしい扱いをしてあげないとな、と思いました。(この辺り、顕現する神を持たない我々地上人には理解が足りなくなってしまう部分がありますね)
 
◎サルティス◎
 
大司教という大物の登場ですね。「不名誉な思いをさせてしまって……」なんてさらりと言ってのける辺り流石の大司教様。ワカメといい彼らの語り口って、手ごわさを感じさせる悪の魅力に溢れてますね。
 
ところで魔装機神のメインストーリーってヴォルクルスなんでしょうかね。他国の上層部の人たちは腐ったところや力に溺れているところが非常にわかり易く描かれていて、口の悪い言い方をするなら「こんな人たちをのさばらせてしまっている時点で国民の質も知れるのでは?」と思ったりもするのですが、ヴォルクルス教団の人たちってそうではないですよね。知性を感じさせるところがあります。
どんな実態なのかわからないヴォルクルス教団ですが、思ったよりも巨大な組織だと感じさせます。組織が巨大化すると起こるのが解釈の相違による分裂。カトリックとプロテスタントみたいな教義の違いも出てきたりして、などと妄想は尽きません。
 
◎魔装機神操者たち◎
 
君ら基本的にあっさりしてるというかドライというか……笑
 
驚いたのはリューネ。「どうせあとで実は……」というパターンではないかとシュウの振る舞いを許してしまっている! いくらマサキにシュウを説得させる役割を任せてみせたあとのこととはいえ、少しぐらいは疑いそうなものなのに!
無印SRWであんなにシュウを毛嫌いして噛み付いていたのが嘘のようですね。今までのゲームシナリオ内でそういった心境の変化に至るようなエポック・メイキングな出来事はなかったように感じるのですが、本当に何があったんだ。
 
 
<ストーリー3>
 
ということで、シュウ側の動きの理由について明かされる回。ヴォルクルス教団の動きを抑えず、泳がせてその全容を把握しようと考える時点で相当自分に自信を持ってるな、この男は! と、シュウに対して思ったりもしなくもないですが、まあ、このステータスじゃね……笑
 
◎モニカ◎
 
モニカの敬語がおかしいのって、自身が他人に敬語を使われる側で、自分が使う側ではなかったからだと思うのですけど、どう思います?
 
私が書くとやたらと汚れ役を引き受けることになるモニカ。いや、でもですよ、王室を抜けるってことはそのぐらいの覚悟がなきゃ駄目ってことでもあるんじゃないの? と考えてしまうのですよね。でもモニカは変わらないですね。人の悪意も笑顔で受け流せるような聖女。
しかし女帝になる可能性もあった(しかも専制君主制時代のラングランで!)割には、モニカはそういった面では微妙なところしか見せてくれないですね。まるで女性は結婚して王族を離れることが決まっている立場のようなお振る舞い。専制君主制下における後継候補たちには帝王学なんかは必修科目だと思われるのですけど。
 
ところで敬語が存在しているのって地球上だと基本的に日本だけになるのですが、ラングランはそれだけ言語の発達した世界ってことですよね。言語の発達した社会になればなっただけ、アクションに頼らない会話をすることになると私は個人的に考えているのですが、と、なると練金学の発達には言語の発達もまた必要不可欠な要素であると考えることができますね。ふーむ。言語の発達と社会の成熟については学術的書籍を当たる必要がありそうです。
 
◎テリウス◎
 
ぽややんとしたお坊ちゃん顔をしておきながら、シュウのやることを面白いと感じる辺り、本当にあなたとんでもなく迷惑な性格をしてますDEATHね!笑 こういった感性は、庶子ながらも流石は元王族だと感じさせますね。
私が書くとあまり出番がないのは、彼に「爛れた世界へようこそ」して欲しくなかったからだったりします。そう、私そういう意味でテリウスを気に入っていたりするんですよ。こんな扱いですが!
 
 
ここまでストーリーの尺が短めでしたので、短く終わるかと思ったのですが、そんなことは全然なかったですね! また長くなってびっくりですよ!笑
 
 
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