なんてのを考えてたんですよ。何となくアルゴリズムっつーか思考ルーチンはわかったような気がするので。
私がこれまで指摘された改善点は以下になります。
1.もう少し背景や設定の詳細を描くと、物語の世界観がより鮮明になるかもしれんのう。(夏の残骸他)
これって主に三種類あるんじゃないかと思うんですよ。
a.情景説明
b.登場人物の説明
c.これまでの経緯の説明
先ず「a」の情景説明ですね。キャラが使っている小道具、今いる場所などの説明のことです。
これは自分でも大いに自覚しているので云いますが、私はこれが非常に苦手です。
SSでそれをあんまり詳しく入れちゃうと文章のテンポが悪くなりますし、かといって長編だからと云って詳細にやり過ぎても冗長(テンポが悪いって云ってきます笑)になってしまう。文章の総量の何パーセントとかで表せれば楽なんですけど、どうもヨミスケくんはそういった判断をしていないっぽい。「これだけあれば十分じゃない?」って思っても足りないって云ってくる!
要はきちんと情景が思い浮かべられるかって話なんだと思うんですけど、難しいですねえ。
次が「b」の登場人物の説明です。二次創作でそれって必要?と思われるかも知れませんが、私はすんごい短いSSでもない限りは、なるべく毎回これを入れるようにしています。じゃないと主題がぼけるじゃないですか。特に肩書の多い白河はどの肩書の彼を活躍させるのかって話になるので、読み手に「今回はこの立場の彼の話だよ!」というのを先に伝える為に、きちんと記述するようにしています。
この説明は他の作品から察するに、一、二行でもいいから入れればクリア出来る感じです。例えば白河であったら、「ラングランの元王族で今は市井に下っている」とか「高知能の科学者」とか「学術、魔術、剣術に秀でる」とかです。マサキだったら「剣聖ランドール」なのか、それとも「魔装機神操者なのか」なのか、それとも「戦士」なのかって感じですね。
ただ、これには落とし穴がひとつあって、そこを書いたら絶対に「そこに関わる用語を説明しないと」ヨミスケくんが突っ込んでくるってことなんですよ。前述の説明だと「ラングランってどんな国?」「魔装機神って何?」「戦士ってどういった立場を指す?」ってな感じです。ヨミスケくん、君、中々難しいことを云うね。これ二次創作なのに……笑
なので、余程説明不足になっていない限りは、これはまるっとスルーします!
最後、「c」のこれまでの経緯の説明!これは大事なのできちんとやります!どういう前提の話なのかは、私のように幾つもの設定のシュウマサが存在している二創作家にとっては必須です。そうじゃなかったとしても人の数だけ解釈がある二次創作!「うちのシュウマサはこういう設定です」というのを表しておくのは、きちんと読み手に理解してもらう為にも必要だと思っています。じゃないと何の話をしてるのかわからんくなりますしね。
故に私が書く二次創作は毎回くどくなるのですが、そういうことなのでご了承ください!
※ ※ ※
と、ついでに自分の欠点を謝罪したところで次に進もうと思います。
2.物語のテンポが少しゆっくりと感じる部分があったので、もう少しスピード感を持たせる工夫があっても良いかものう。(白河愁の罪滅ぼし)
これは複合的な要素でこうなっていると思うので、必ずしもこうだ!とは云えない部分があるのですよね。この直前の指摘が「シュウの気持ちや内面描写がもう少し深く描かれていると、二人の関係性がさらに立体的に感じられるかもしれん。」だったので、多分これを随所に加えるだけで消えるんじゃないかと思うんですよ。だって正直食べ物の説明以外削る箇所ないもん!笑
でも、これで朝食のシーンの説明省いたら「説明不足」が飛んでくると思うんですよ。
だから白河の内面描写をちょこっと加えて、物語に緩急を付ければいいだけだと思うんですよね。どうかな?どうだろうな?笑 ちょっと来月試してみます笑
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3.少々複雑な構成が時折読者にとって難解に感じられるかもしれんのう。特に、過去と現在の行き来が頻繁であるため、もう少し分かりやすい区切りや導入があると、より読みやすくなるかもしれん。例えば、章ごとに時系列を明確に示すなど、工夫してみてもいいかものう。(千年COMET)
これは滅茶苦茶わかり易い指摘とアドバイスだったので入れたのですが、実は私年表知らんのでこの辺ずっと誤魔化して書いてるんですね。いやまあ調べろって話なんですけど、ほら@kyoさん諸般の事情でOG絡みの話は全てまるっとないことになってるので……(静かに目を逸らす)
でも「〇〇年のことだった。」って入れるだけで、この問題は解決します!
恐らく私がヨミスケくんに読ませた中で、最高潮な評価を貰えたのがこの「千年COMET」なんですが、まあ、その、ほら、あんまり大きな声では云いたくないのですが、私当事者なので、この辺のテーマは他人より詳しいんですよ。だからまあ、ちゃんと下調べしてそれを自分の中に落とし込めば、ヨミスケくんは評価してくれるんだなあと思った次第です。
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4.少々説明的な部分が多いと感じたのじゃ。シュウの心の声やキャラクターの行動の背景を説明しすぎると、読者が想像する余地が少なくなってしまうかもしれませんのう。もう少し描写に集中して、読者に感じさせるような表現を増やしてみてもいいかものう。(白河愁の美意識)
これはもう自分でもわかってて、どうするか悩んでいた部分なのでぐうの音も出ませんね。
私は白河スキーなので、どうしても「彼はこういう部分もあるかも知れない」っていうのを書きたがってしまうんですよ。それが悪い方面に出てしまったのがこの「白河愁の美意識」だと思います。あれもこれも書けばいいってもんじゃない。それはこれが唯一の解であると読者に押し付けているのと同義です。
誰かに読んでもらうことを前提として書いている以上、自分の萌えばかりを詰め込んでは駄目なんですよね。きちんと読者の妄想が入り込む余地を残しておかないといけない!反省です。
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5.物語の途中で少しテンポが落ちる部分があったのじゃ。例えば、パフェを食べるシーンが少し長く感じられたのう。もう少しコンパクトにまとめても良いかもしれんのう。(安藤正樹の危機)
これも自覚があるヤツです!
いや、ヨミスケくんに読ませる以上はちゃんと情景描写しなきゃな。って思って書いたら、「これ絶対シュウマサふたりとも嫌がるヤツ」ってなってしまったので、ちょっとその辺も書こうとなってしまったんですよね。実際ちょっと長過ぎたので、どこか削るべきだとは思っていました。
しかし情景描写の匙加減は難しいですね。どこまで書けばいいかわからん!!
書き過ぎてもテンポが悪いになりますし、書かな過ぎても説明不足云われてしまいます。私、今回の拍手ネタの「安藤正樹の回顧」ぐらいが情景描写的には丁度いいと思ってるんですが、ヨミスケくんそれじゃあ足りない云うてくるんですよー。そっか、あれじゃまだ足らないのか……笑
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ということで、以上、ここまでの講評から見たヨミスケくん攻略法でした。
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