@kyoさんは
やれば
出来る子
最後の話は「基本300字+(300字*いいね数)でシュウマサエロを書く」で書いたエロです。前置きで予定文字数の900字を消化してしまったので、エロ部分のみで900字としています。
拍手有難うございます。先週は就活、今週は施設外先が入学シーズンで忙しく、思うように活動出来ない日々が続いていますが(しかも来週からGWに向けて土曜出勤が始まります)、活動は続けて参りますので、偶に覗きに来て下さると有難いです。では、本文へどうぞ!
やれば
出来る子
最後の話は「基本300字+(300字*いいね数)でシュウマサエロを書く」で書いたエロです。前置きで予定文字数の900字を消化してしまったので、エロ部分のみで900字としています。
拍手有難うございます。先週は就活、今週は施設外先が入学シーズンで忙しく、思うように活動出来ない日々が続いていますが(しかも来週からGWに向けて土曜出勤が始まります)、活動は続けて参りますので、偶に覗きに来て下さると有難いです。では、本文へどうぞ!
蒼天が常のラ・ギアスの空が、珍しくも鈍色に染まったある朝のこと。セットした時計のアラームが鳴るより先に目を覚ましたマサキは、隣で眠りに就いているシュウを起こさぬようにベッドを抜け出した。
カーテンの向こう、今日の天気を先ず確認する。生憎の曇り。微かに眉を顰めたものの、時刻は未だ夜明け前。これから天気が変わる可能性もある……。マサキは大雑把に服を着替えると、キッチンに向かった。
冷蔵庫の中には昨日のマーケットの戦利品が入っている。ベーグル、レタス、トマト、アスパラ、生ハム、ベーコン、チーズ……どうかすると食べることにずぼらになる家主は、いつも冷蔵庫が役に立たない程度の食料しか買い置いていない。それでどうやってピクニックのランチを用意するつもりだったのか。捻れた頭脳を持つ男の考えることはマサキには理解が及ばなかったけれども、あの出不精な男が、マサキにせがまれてのことだとしても、ピクニックに付き合うと云ったのだ。
だったらせめてランチの用意ぐらいは自分が担当すべきだろう。数種類のベーグルサンドにスープ。デザートにカットフルーツと、ささやかな今日のランチの支度を終えたマサキは、そうして今度はリビングに入った。
テーブルの上には少しばかり型式の古いカメラが一台。景色を撮ると云ってゼオルートの館から持ち出したそれで、マサキは今日の思い出を記録に残しておくつもりでいた。それなのに。
いつの間にか窓を雨が叩いている。
しかもかなり強く。
昨日の天気予報は晴れを告げていただけに、思いがけず深いため息が洩れる。偶にはイベントごともいいだろうと、せがみにせがみまくって了承を取り付けたピクニック。こんな機会は二度とないかも知れないというのに、この天気。
神様は余程、シュウの味方をしたいとみえる。
それでもマサキは天気の回復を信じて待った。目覚ましが鳴る時間が過ぎてもシュウが起きてくることはなかったけれども、雨が止まなければどうにもならないこと。リビングのソファと窓辺を行ったりきたりしながら、いつも通りの空が窓の向こうに広がるのをマサキは待ち続けた。
そうして、流石に今日は諦めた方がいいかも知れないという時間になって、ようやく目を覚ましたようだ。ばたばたと、ベッドルームからシュウが飛び出してくる。そうしてマサキの顔を見るなり、先ずはひと言。すみませんでした。と詫びた。
「あなたがあれだけ愉しみにしていたというのに」
「気にするなよ。ほら」
マサキは窓の外を指差した。相変わらずの雨。それを目にしたシュウの眉根が寄る。
「あなたと街に出る以外に何処かに行くことなど、滅多にないことなのですがね」
「だからじゃねえの。こんな天気になったのは」
「この埋め合わせは必ずしますよ、マサキ」
いいよ、と、マサキはソファの隣に腰を下ろしたシュウの顔を見上げた。
自然と笑みが零れ出る。あれだけ慌てたシュウの姿など、そうそう見られるものではない。それだけでも今日の約束をした甲斐はあった……マサキはゆっくりとシュウに手を伸ばした。冷えた頬はいつもより温かかった。
「それでは私の気が済まないのですよ、マサキ」
「だったら」マサキは即座に言葉を継いだ。
「今日はここでピクニック気分と行こうぜ、シュウ。ランチも用意したしさ」
【幸せ】を主題に甘やかなお話を書きましょう。副題は『幽霊』、『カメラ』、『曇り』から好きなものを選んでください。会話の中で朝に弱い方に「ごめん」と言わせてみるのもいかがですか。
【幸せ】を主題に甘やかなお話を書きましょう。副題は『幽霊』、『カメラ』、『曇り』から好きなものを選んでください。会話の中で朝に弱い方に「ごめん」と言わせてみるのもいかがですか。
ワンライお題:https://shindanmaker.com/623025
「明日世界が滅びるとしたら、お前は何をして過ごす?」
それまで読書に耽溺しているようにしか見えなかった男は、マサキの問いに顔を上げるとこう答えた。
「あなたと同じことですよ、マサキ」
「戦う、か」
当然ですね。深く頷いたシュウの口元に浮かぶ薄い笑み。常に冷静沈着な男は、いざ有事となると好戦的な一面を覗かせる。そうでなければあの鉄騎を操れはしまいとはいえ、マサキにはそれが意外にも映ったものだ。
「ただ世界の終わりを黙って待つくらいなら、少しでも運命を変える為に戦いますね。それがどういった種類の災厄であろうとも。あなたもそうでしょう、マサキ」
「自然災害にまで勝てるとは思ってねえよ」
「やりようは幾らでもあると思いますがね」
マサキとは頭の出来が違うだけはある。さらりと云ってのけると、あなたは? とマサキに逆に問い返してきた。
「魔装機神では及ばぬ災厄が起こり、世界が明日滅ぶと決まったとしたら、その瞬間に何をしますか」
「そうだな……」
思い浮かぶことは幾らでもあった。仲間と騒いで過ごす。義妹とふたりきりで過ごす。普段通りの日常を過ごして、運命を静かに受け入れるのもいい。けれども――マサキは不敵に笑った。今では叶えられなくなってしまった望みが、ひとつだけ胸の奥で燻ぶっている。
「お前と決着を付ける」
そう口にした瞬間のシュウの表情! 彼はその紫水晶にも似た瞳を冥く揺らめかせながら、凄絶な笑みを浮かべてみせるではないか。ぞくり、とマサキの背中に怖気が走る。次いで襲いかかる手足の震え。それが武者震いだとマサキが気付くまでには、暫くの時間が必要だった。
強大な、斃すべき敵がそこにいる。
サーヴァ=ヴォルクルスはないものを生み出したのではない。あるものを引き出してみせただけだ。
いつかシュウは鶏が先か卵が先かと尋ねたマサキにこう答えてみせたことがある。|鶏《・》|が《・》|先《・》だと。無から有は生まれない。シュウの説明を聞いたマサキは釈然としない気持ちになったものだったが、今ならわかる。真理が形を取って現れたのを目の当たりにしたマサキは、湧き上がってくる悦びを抑えきれずにいた。
シュウは忘れてはいないのだ。自身の中に眠っている残虐な一面を。
絡み合う視線。今尚互いに引き摺っている感情が伝い合った気がした。刹那、シュウの手がするりとマサキのうなじに回された。そうしてそうっとマサキの頭を引き寄せたシュウは、ぞっとするほど美しい声で、その時は手加減しませんよ、マサキ。そう耳元で囁きかけてきた。
貴方はシュウマサで『終末の、過ごし方。』をお題にして140文字SSを書いてください。
140文字SSのお題:https://shindanmaker.com/587150
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「私があなたが好きなのはね、過剰なまでの自信を窺わせてみたり、ふてぶてしく人を見下げてみせたり、斜に構えて世の中を眺めてみせたりする割には、永遠に叶わないような理想を純情にも信じて追いかけ続けているからですよ」
「嘘でもいいからもっと可愛げのある理由を挙げろよ! お前、俺をどんな人間だと思っていやがるんだ!」
kyoさんは【嘘でもいいから】をお題にして、140字以内でSSを書いてください。
140字SSお題ったー:https://shindanmaker.com/428246
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「生き返ったことはさしたる奇跡ではありませんね。私からすれば、あなたが生まれてきたことの方がよっぽど奇跡ですよ、マサキ」
「お前の云いたいことはさっぱりわからねえ。何だそれは。ラ・ギアス世界じゃ死人が生き返るのも日常だってか」
「あなたがいなければ、私は自分の人生を歩むことを許されなかったでしょう。永遠にヴォルクルスの傀儡として生きながらえなければならなかった。ですから私にとっての唯一無二の奇跡は、あなたがこの世に生れ落ちたことであると云えるのですよ」
流石にその言葉の意味はマサキにも理解出来たようだった。彼は暫し沈黙してみせると、嫌な奇跡もあったもんだな。とだけ呟き、次のシュウの言葉を待つかのようにモニターの向こう側。サイバスターの操縦席から、真っ直ぐにシュウを見据えてくる。
kyoさんは『奇跡』をお題に、140字でSSを書いてください。
140字で書くSSお題:https://shindanmaker.com/320966
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Emergency stairs
自身の感情を持て余しながら、マサキは艦の通路を急ぎ歩いていた。
自身の感情を持て余しながら、マサキは艦の通路を急ぎ歩いていた。
心に吹き付ける暴虐な風は、マサキの心を更に荒ませた。今なら凶悪犯の定型句である「むしゃくしゃしてやった」が理解出来そうだ。誰と話をしても気が晴れそうにない。マサキはなるべく他人と口をきかぬようにしながら、自らに与えられている|船室《キャビン》に向かうべく先に進んだ。
二匹の使い魔は主人のそういった心の荒れ具合を察知していたようだ。あたしたちは機体のメンテに付き合うから。などと適当な口実を設けて|格納庫《ドック》に残っている。面白くねえ。マサキは人知れず床を蹴り、つま先に感じた痛みに不条理な怒りを覚えながらも、どうにか船室のある居住スペースまで辿り着いた。
人気の失せた通路。当然だ。先程、戦闘が終わったばかりとあっては、|乗組員《クルー》も|操縦者《パイロット》も事後の処理に忙しい。マサキとて気分が本調子であれば、自身の機体のメンテナンスに立ち会っているところだ。
だというのに。
通路を横切る影。見覚えのある長躯は、非常階段のある方向へと向かったようだ。
――何をしてやがるんだ、あいつは。
|操縦者《パイロット》が自身の機体のメンテナンスに付き合うのは義務ではない。わかってはいたが、怒りの矛先を向ける先を求めていたマサキにとって、この時間帯にこの場所で彼の姿を見かけたことは、神の采配と呼んでも差し支えない出来事だった。
八つ当たりをするに相応しい相手。先々の付き合いを考える必要のない相手である彼以上に、その役が務まる人間はいない。マサキは慌ただしく彼の後を追った。そして非常階段に滑り込む。既に彼は一階分ほど階上に上がっているようだ。それを続けて追っていると、どうやらマサキが後を付けてきていることに気付いたのだろう。階段の踊り場で足を止めて待っている彼の姿がある。
「小煩い蠅が飛び回っているような音がすると思えば、あなたですか。何の用です、マサキ」
マサキはそれには答えなかった。無言で階段を上がり、彼――シュウの前に立つと、その上着の襟元を引っ掴んだ。
そうして無言のまま、前屈みになったシュウの口元に自らの口唇を重ねてゆく。
恐らくは、マサキがそうした行動に出ることを予見していたのだ。シュウは驚くような素振りもみせず、ましてやマサキを払い除けるような真似をすることもせず、ただ黙ってその口付けを受けるばかり。
それをいいことに、マサキは思う存分シュウの口唇を貪った。うなじに腕を回し、その頭を引き寄せながら、吸って、舐め、舌先でその薄い口唇を開かせて……やがて、長い口付けを終えたマサキは、シュウから腕を離すと膝を折った。
消化しきれない怒りが未だ、胸の内で渦巻いている。
マサキはその奥にある彼の男性器を求めて、シュウのスラックスの留め具に手を掛けた。ファスナーを下ろし、下着の合わせ目と手を潜り込ませる。まだ柔い男性器。目の前に引き出した肉の塊に口を付けながら、ちらとシュウの顔を盗み見れば、それさえも予見していたかのような笑みがそこにある。
余裕に満ちた表情。愉悦を感じているようにも映る。面白くない。そう思いはしたものの、ただ八つ当たりをしたところで口が回れば頭も回る男。マサキが云い負かされて終わるだけだ。だったら彼が有り得ないと思っていることをしてやればいい。そう思ったのに。
鬱屈した感情をぶつけるように、マサキはシュウの男性器を舐め回した。そうして、陰嚢に陰茎、亀頭と、所構わず口付けた。それをシュウは当然の奉仕と受け入れている。嗚呼、腹立たしい。徐々に熱を帯びてきた男性器を口に含んだマサキはシュウを見上げた。
「そんなに自らの不甲斐ない戦いぶりが腹立たしかったですか」
そこでようやく言葉を吐いたシュウが、マサキの髪に手を伸ばしてくた。前髪を上げて、よりその表情を眺めやすくすると、図星を指されて動きの止まったマサキに、動きなさい。と命じてくる。
マサキの中に躊躇いが生まれた。
自分は怒りに任せて一番取ってはならない行動を取ってしまったのではないか。シュウの怜悧な眼差しに晒されながら、マサキは後先考えない自らの性格を恨めしく思った。しかし後悔先に立たず。聞こえませんでしたか? シュウは重ねてマサキに命じてきた。動きなさい。
「今のあなたに相応しい扱いをしてあげますよ、マサキ。気が晴れるとか晴れないとか、そんなことがどうでも良くなるぐらいにね」
その言葉はマサキの背中を押した。
ごくり、と喉が鳴る。マサキはゆっくりと顔を動かして、口に咥え込んだシュウの男性器を飲み込んでいった。
「基本300字+(300字*いいね数)のシュウマサエロを書きます」
以上です。
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「基本300字+(300字*いいね数)のシュウマサエロを書きます」
以上です。
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