本年もよろしくお願いいたします。
つーても昨日の日記から特に何も進展はないんですよね。ちょこっとゲーム用のテキストを書き起こしていたぐらいで。あと、折角ティラノビルダーの使い方を覚えたついでに、「白河がマサキのご機嫌を取るゲーム」の方の制作もしちゃおうかなーって、UIを考え始めたぐらいです。
こちらはスマホ用に画面サイズを構築しようと思っているので、スマホの方も安心!
色んな場所に行って、色んなキャラと話をして、その選択肢の結果でマサキの好感度が上下し、仲直り出来るかどうかが決まるゲームにしようと思っているのですが、問題は恐らく膨大になる変数を私が管理しきれるのか?というところ!笑
私、究極の面倒臭がりなので、変数をスプシなどで管理したりしないんですよね。やれば絶対に楽になるとわかっているのに……!全部紙に書いてそれっきりにしてしまうので、後から直そうとすると凄く大変な訳ですよ。書いていない変数もあったりして、これ何!?と。
小説に関しては相変わらずスランプが酷いです。
もう書けるものは書ききってしまった感があるので仕方がないのですが、新しいネタがなーんも思い浮かばんのですよ。時間を先に進め過ぎてしまった感が凄い。正直、らぶらぶシュウマサを散々書いておいて、また時間を巻き戻したネタを書くのもなあ。となったりしたりしなかったりもしている訳です。
あとは私自身がもっとシュウマサの解釈を詰めないことは難しそう。
シリーズ物が放置されているのでそちらをやれって話もあるのですが、幾つかは続編をプレイしないことには手を付けられないんですよねえ。特に夜離れ。これはシュウマサ集大成にしたいので、きちんとプレイをしてから手を付けたいと思っております。
LUV4Uと記憶の底は、単純にシーンの順番が決まらなくて書けない状況です。
先日、我らが御大清涼院流水氏がXにポストしていたんですけど、物語を書く上で行き詰るパターンは三つしかなくて、一つは単純なインプット(知識)不足、もう一つはシーンの構成が間違っている、もうひとつが体調不良で、あーホントそれなんですよ、それ!流石御大わかっていらっしゃる!!!って滅茶苦茶頷いたんですよねえ。
私が物語を書いていて行き詰るパターンって、大抵はシーンの順番が間違ってたとか、先を急ぎ過ぎて書かなきゃいけないシーンを飛ばして構成を作っていたいたとかなんですけど、ここを解決するのって、ロジックは勿論なんですけど、それ以上に経験が物を云う世界な気がします。どれだけ物語のパターンを知っているかという経験。
パターンに沿って構成を作り直せれば後は早いんですが、私、柱となる部分が二つ以上になると結構こんがらがるタイプなんですよね。記憶の底はシンプルにシュウマサのひとつの解決編というか、深淵から続く何度目のリセットシュウマサ世界の話なのでまだ楽なのですが、ヤンロン×サフィーネを組み込んでいるLUV4Uはとても難しいですね!サフィーネの章の組み立て方間違えたら詰みます、これ。何も解決しないで終わるwwww
と、まあ、何を云っているんだお前はみたいな話をしてしまったのですが、今年中にはどちらも終わらせられるよう頑張りますのでよろしくお願いします。
<寝正月>
冬になると当たり前のように出される炬燵に足を突っ込んで、ぬくぬくと温まりながら、客人気分を味わっていた。
キッチンを振り仰いでみれば、見慣れた広い背中がカウンターに立って餅を焼いている。まだかよ。マサキは炬燵から出ることなくシュウに尋ねた。もう少し待ちなさい。まるで親のような口ぶりで気の急いた自分を窘めてくるシュウに、妙な気分になる。
態度は冷ややかだが、誰かの世話をするのは嫌ではないようだ。彼はマサキの要求を叶えるのを厭わなかったし、マサキのだらしなさを嗜めるのも躊躇わない。恐らくは、仲間に対してもそうであるのだろう。独立独歩が常と思われている男の意外な一面を、けれどもマサキは好意的に受け止めていたりする。
仕方なしにマサキは視線をテレビに戻した。
日本と異なり、ラングランのテレビに新春特別番組などというものはない。それでも炬燵に入って眺めていれば、それなりの気分を味わえるのだから不思議なものだ。
マサキは炬燵の上のみかんに手を伸ばした。
日本のみかんよりもおおぶりで、甘い。ついつい進む食に、こんなん食ってたら腹がくちちまう。そう思い始めた矢先、ついに準備が整ったようだ。シュウがトレーを手にリビングに入ってくる。
「ほら、マサキ。出来ましたよ」
器用な性質である彼は、マサキが以前餅を焼いていたのを一見しただけで、餅の扱い方を覚えてしまったらしかった。生粋の日本人とでもいったような箸の持ち方もさることながら、揃えて見せた餅のレシピの数々。きな粉に海苔巻き、大根おろし、ずんだ。お汁粉もあれば雑煮もある。ちょっと変わったところではチョコ餅に、ピザ餅なんてのもある。どれも二人前ずつとはいえ、テーブルに並べればかなりの量となるだけに、もっと軽い食事を期待していたマサキは目を剥かずにいられなかった。
「なんか時間がかかってるとは思ってたんだよ。何だよこの量は。てか、絶対お前食べきる気ないだろ」
「あなたが食べると思いましたので」
「そうは云ってもこの量は――」
暴力的な餅の山。胃もたれするなどというレベルではない。マサキはテーブル上に並んだもち料理の種類を数えた。ざっと十品。きっと、きりが悪いといった理由で十品にしたのだろう。シュウの几帳面さに辟易しながら箸を取り、早速とオーソドックスな海苔巻きに手を伸ばす。
「どうせあなたは寝正月がしたいのでしょう。ならばこのぐらいは用意しておかねば」
「何で全部餅なんだよ。だったらせめておせちとか」
「餅が食べたいと云ったのはどこのどなたですか」
「俺なんだけどな」
まだまだ食べ盛りのマサキは、シュウからすれば「食への冒涜」というぐらいには量を食べた。最低でも1.5人前。調子が良ければ2.5人前は食べる。それをシュウが理解しているからこそ、これだけのメニューが揃ってしまったのはわかってはいるがやりきれない。マサキはでろーんと伸びる餅を慎重に噛み進めながら、正月気分を味わうことにした。
「やっぱおせちが欲しい」
「ありますよ」
「あるのかよ」
「あなたがどこかでは絶対にそう云い出すと思っていましたので」
「ならなんでこんなに作るんだよ。おせちとちょっとの餅でいいってのに」
「私だってのんびりしたいのですよ」
「だから俺に作らせろって云っただろ。それをお前は自分が自分がって」
「そうは云われましてもね。あなたに何もさせたくない私と、のんびりしたい私の間を取るにはこうするしかなかった訳で」
「お前、本当に……意味がわからないヤツだな」
時々、そう時々。シュウ=シラカワという男はマサキに何もさせたくなくなるらしく、何から何まで自分の手で遣り始める。例えば服の着替え。マサキに服を着せるのは勿論、歯磨きやブラッシングまで手ずからしてみせた。食事の支度にしてもそうだ。何でもかんでも手を出してくるものだから、我慢しきれなくなったマサキが「お前は俺の母親か」と、口に出してしまったこともある。
「どっちもっていうのは無理だろ。せめて交代制にしろよ」
「確かに」
どうやら本気でマサキに何もさせたくない自分と、ゆっくりさせたい自分を両立させる気でいたようだ。まるで今その可能性に思い至ったとでも云いたげなシュウの表情! 他の可能性を微塵も検討していなかったらしい彼の迂闊さに、マサキは呆れ返った。
「とはいえ、交代制にしてみたところで、この餅は簡単には消えない訳ですが」
「ああもう。食う。俺が全部食えばいんだろ」
他のことに関しては恐ろしいくらいの機微を発揮してみせる男は、マサキが絡むと何故か盛大にポンコツと化すのだ。マサキは目の前にずらりと並べられた餅料理の数々に眩暈を起こしながらも、でもまあ寝正月ってこういうもんだしな。と、無理矢理自分を納得させることにした。
それでは改めまして、本年もよろしくお願いいたします。
ではでは!
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