いやあ!なんと四か月ぶりの更新です!!!
ここから色々また頑張りますよ!
取り敢えず、
諸君、
私は帰ってきた!!!
これが最後のエロになると思います。次回からは話を畳む方向に向かう予定です。
よろしくお願いします。
ここから色々また頑張りますよ!
取り敢えず、
諸君、
私は帰ってきた!!!
これが最後のエロになると思います。次回からは話を畳む方向に向かう予定です。
よろしくお願いします。
<インモラルオブザーバー>
乳首を挟んでいるニップルクリップに、尿道に挿し込まれた尿道プラグ。アナルに埋められているローターが振動を強める度、男性器の底から突き抜けるような快感が押し上がってくる。マサキはシュウの胸に背中を預けながら、短く喘ぎ声を繰り返し発していた。
――あっ、あ。あ、あっ……
冷えた独房に響き渡る喘ぎ声はとてつもなく甘ったるい。けれども、その声がマサキの羞恥心を煽ることはもうなくなっていた。むしろ――そうむしろ、どう声を上げればシュウが悦ぶのかをマサキは心の片隅で計算しながら声を発していた。
――あっ、ああっ、ああ……ク……イク……
クリップで挟まれた乳首が硬く尖っている。視界の端に映り込んでいるその先端をシュウの指の腹が撫でた。常に快感に晒されているマサキにとっては、その程度の些細な刺激さえも毒だ。更に追い詰められていく身体をどういなせばいいのかわからずに、マサキは言葉を発した。
「イク……イクって……」
快感に溺れるマサキをまるで掌中の珠を愛でるように、慈しみの篭った眼差しでシュウが見下ろしている。この様子では、このまま玩具だけで達させられかねない。マサキは続けて乳首に触れてくるシュウの指に腰を震わせた。
思いがけず腹に入った力に、アナルの中のローターがずるりと動く。
入口間際でぶるぶると震えているローターの感触に、ああっ。マサキは顎を仰け反らせて喘いだ。前立腺を刺激されるより、強い快感。菊座に刺激を受けるのが好きなマサキとしては、一刻も早くシュウの男性器をここで受け止めたくて堪らなかった。
「はや、く……早く、|挿入《いれ》ろよ、シュウ……ッ!」
快感に晒され続けた身体は限界が近いことを頻繁に訴えてくる。マサキは爪先で冷えた床を掻きながら、早く、早くと喘ぎ疲れて枯れた喉から言葉を吐き出した。
「|達《い》きたいの?」
子どもをあやすような口調。マサキの脇に手を差し入れて、その身体を自分へと向けさせたシュウの顔は、独房に捕えられているいるとは思えぬほどに余裕に満ちている。
対立する立場にあってもマサキが自分に身体を預けていることが、彼の独占欲を満たしているのだ――……マサキはその口唇を塞いだ。熱を帯びたシュウの舌を吸って、早く。吐息が吹きかかる距離で再びねだる。
「好きに|達《い》っていいのですよ、マサキ」
「お前ので――じゃなきゃ、やだ……」
「本当に淫らな人だ、あなたは。こんなに|男性器《ペニス》を欲しがるようになって」
「誰の、所為だと……思ってる――んだよ」
それにシュウは答えない。代わりに、マサキの耳元に口唇を寄せて低く囁き掛けてくる。
「出しなさい、マサキ」
冷厳とした声が耳孔の奥に潜り込んでくる。何が、とはマサキは聞かなかった。出せるものなど他にない。これで楽になれると信じて、ゆっくりと腹の中で暴れているルーターを、腹に力を込めてアナルの中から押し出す。
「はあっ……ああっ……」
転がり出たルーターが、床の上で派手な音を立てて跳ねる。けれどもそれも少しのこと。ローターのスイッチを止めたシュウが、腰を上げて。と、マサキの腰に手を置いて促してくる。
一も二もなくマサキは腰を上げた。ゆっくりと菊座にあてがわれるシュウの男性器の温もりに、我慢を重ねてきた身体が歓喜の雄叫びを放つ。逸る鼓動。早く、はやく、ハヤク……まるで決められた動きを繰り返すロボットのように、同じ言葉が脳内で機械的にリフレインする。
直後、ずるり――と、菊座を割って入り込んできた硬くも熱い肉棒に、ひ、あっ……。マサキは言葉尻を大きく跳ね上がらせた。
「ほら、マサキ。ちゃんと自分で飲み込みなさい」
腰を下げた分だけ、ずるずるとアナルの奥にシュウの男性器が嵌め込まれてゆく。ただただ熱い。だのにこれ以上なく気持ちがいい。
腰を下げ切ったマサキは自ら腰を振った。
肉が擦れ合う感触。求めていたものを与えられた今、我慢を続ける必要はどこにもない。あっ、ああっ、ああ、いい……っ。シュウの腹に男性器を押し付けるようにして、マサキはひたすら腰を振った。
前立腺を掠めてゆくシュウの男性器に、尿道プラグを差し込まれた男性器が悲鳴を上げる。イク、イク。幾度目の高まりをみせた快感に、マサキは今度こそとシュウに縋り付いた。駄目ですよ。冷えた声が耳元で呪いを唱えるように言葉を紡ぐ。
「いつもあなたは私を置いて|達《い》ってしまうでしょう。ですから、私が|達《い》くまで達《い》っては駄目ですよ。|ね《・》|え《・》、|マ《・》|サ《・》|キ《・》」
瞬間、マサキの身体がかあっと熱く火照った。
――催眠術だ。
気付いた時には遅かった。シュウがマサキの腰を強く引き寄せてくる。
酷く淫らな音。もうずっと何かを含まされていたマサキのアナルは、驚くほど柔軟にシュウの動きを受け止めた。強い快感が全身を貫く。だのにマサキの男性器は栓で蓋をされたかの如く、その精を吐き出すことがない。
ずうっとマサキを玩具で喘がせていただけはある。シュウの欲望が満たされるのには、まだまだ時間が必要なようだ。これまでの鬱憤を発散するかの如く、腹の中で猛り狂う男性器にマサキは我を失って声を上げた。
悲鳴にも似た、それでいて笑い声にも取れる声が房内に木霊する。
次いで、脳内に弾け散る火花。びくびくと跳ねるマサキの身体の震えが収まる気配はない。
「ほら、マサキ。どうしたの。|達《い》きたいのでしょう?」
滲む視界の向こうに薄ら笑いを浮かべるシュウの顔が、輪郭を失った状態で揺らめいている。腰を振るようにほのめかしてくるシュウの言葉に、無理だ。マサキはシュウにしがみつくのが精一杯な自らの身体を呪った。腰を動かしたくとも、震えが止まらない。
――あっ、ああっ、ああっ、あああ……ッ!
どのくらいの時間、そうしていたのかはわからない。シュウの為すがまま突き上げられ続けていたマサキの意識がふっと遠のきかける。駄目だ。はっとなって意識を手繰り寄せれば、押し寄せる快感の渦に叩き込まれる。
それを繰り返すこと数度。
「嗚呼、出しますよ、マサキ……」
いつしか床に横たえられていた身体の上で、マサキを蹂躙していたシュウが顔を寄せてくる。口唇が塞がれる。次の瞬間、体内に注ぎ込まれた彼の精液に、かつてない恍惚感が襲い掛かってくる。
「――――ッ!」
目の奥でスパークする輝ける閃光。マサキは全身をわななかせながら、溜まった精液を放出した。
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