ということで、最初は私の妄想から!!!!
思ったより長くなってしまったので前後編でお送りします。
シチュエーションの説明を入れると長くなりますね。なんと驚きのエロに入るところまでしか書けませんでした!!!次回からは即エロになれるよう頑張ります!(誓い)
あ、先に云っておきますが、Lotta Loveとの兼ね合いがあるので、このただエロシリーズは週に二度ほどの更新を予定しています。のんびりゆっくりシチュエーションエロを楽しみましょう!後程、いただいたリクエストを最初の記事に反映させますね!
では本文へどうぞ!
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思ったより長くなってしまったので前後編でお送りします。
シチュエーションの説明を入れると長くなりますね。なんと驚きのエロに入るところまでしか書けませんでした!!!次回からは即エロになれるよう頑張ります!(誓い)
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<夢の頂>
(一)とある部族の集落にて
マサキが暮らしている集落に、その男が訪れたのは二日前のことだった。異国の風貌。この砂漠地帯に住まう部族の女性たちがするように、肌をすっぽりと覆い隠すフードとローブを身に纏った旅人は、この辺りの集落に伝わっているとある風習について調べに来たらしかった。
閉鎖的な集落の多い砂漠地帯でどういった魔法を使ったのものか。隣の集落の酋長からの紹介状を持参してきた旅人に、余所者に厳しい酋長も受け入れを決めざるを得なかったようだ。この集落と隣の集落とは何かといえば競い合う仲だ。恐らく、あちらが受け入れてこちらが受け入れずでは部族の面子が保てないと考えたのだろう。
かくて今日も木々と見間違えるほどの長躯の男は、ローブの裾を翻しながら集落の中を闊歩している。
彼は主に集落の戦士たちを相手に『調査』を行っているらしかった。この辺りの集落では成人した男性は戦士となって、ある時は狩りに、またある時は水を探しにと砂漠世界に旅立ってゆく。勿論、集落を外敵から守るのも戦士の役目だ。成人の儀式、旅立ちの儀式、感謝の儀式……危険がつきものな戦士にとって、儀式とは日常的な祭事でもある。もしかすると彼はそうした儀式の数々を調べに来たのかも知れない。成人を迎える日まで残り僅かとなったマサキは、自身とは接点のない旅人に関心を寄せているからこそ、戦士ではない自らの立場に物寂しさを感じていた。
広大な砂漠世界の向こう側には砂のない大地が広がっているのだという。そこはマサキたちの集落とは比べ物にならないくらいに文明が発達した世界であるのだそうだ。いつか水を求めて訪れた旅人から少しだけ聞けた外の世界の話。それを耳にしてから、マサキはずっと外の世界に憧れを抱き続けている。
あの旅人に外の世界の話を聞きたい。
砂漠の民であるマサキには一生縁のない砂のない大地。想像も付かないその世界に、一度でいい。辿り着きたいとマサキは思っていた。
余所者を嫌うこの集落の民からは決して歓迎されない望み。彼らにとって、鉄の塊が動き回り、遠くの人間と互いにその場にいながら意思の疎通が出来る世界は、悪魔的な何かに支配された世界であるらしかった。魂が汚れると集落の人々に諫められたマサキは、彼らの言葉を受け入れた振りをして、自らの願いを自らの胸ひとつに収めることにした。
そう、マサキが自分の気持ちを打ち明けられる相手は、外の世界から来た人間しかいないのだ。
酋長に許されて集落に滞在を続けている旅人がいつまでここに居るのかはマサキにはわからなかったが、だからこそ、マサキは彼がこの集落に姿を現わした時から彼と話をしたいと思っていた。そしてだからこそ、彼と接点が持てない自らの立場に寂しさを感じずにいられなかった。
マサキが成人の儀式を受けるまでは残り十日ほど。それまで旅人はこの集落にいてくれるだろうか? いたとして戦士となったばかりのマサキに話を聞きにきてくれるだろうか? 悩みの尽きないマサキに、その夜、突然に好機が訪れた。
※ ※ ※
酋長の命令で食事を届けるべくテントを訪れたマサキに、旅人は快く外の世界の話を聞かせてくれた。動く映像が映る箱のこと、大空を舞う鉄の翼のこと。あれもこれもと詳しく話を聞きたがるマサキに、食事を終えた旅人は静かにこう問いかけてきた。
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酋長の命令で食事を届けるべくテントを訪れたマサキに、旅人は快く外の世界の話を聞かせてくれた。動く映像が映る箱のこと、大空を舞う鉄の翼のこと。あれもこれもと詳しく話を聞きたがるマサキに、食事を終えた旅人は静かにこう問いかけてきた。
――あなたはこの集落を出たいのですか?
胸に秘めた願いを見透かすような紫の瞳。深くマサキの姿を捉えている双眸が闇に輝ける宝石のように瞬く。
――出たい。
マサキは力強く頷いた。
果てしなく視界を覆い尽くす終わりなき砂。一生を広大な砂の世界に閉じ込められるようにして生きてくなど、輝ける未来を信じる少年でもあるマサキには耐えられないことだった。外の世界が見たい。砂漠の民が悪魔的な何かに支配されているという外の世界は、マサキにとっては新たなる冒険の世界でもあったのだ。
――本当にこの集落を出る覚悟があるのなら、明日の夜、皆が寝静まってからこのテントに来なさい。
そう云って旅人は空になった器をマサキに渡した。
マサキは仕方なくテントを後にすることにした。彼に尋ねたいことは山程あったが、長居をし過ぎては酋長や集落の民に怪しまれかねない。ようやく巡ってきたチャンスなのだ。それをこの程度のことでふいにしてしまっては、今まで我慢を重ねてきた意味がなくなってしまう。
だからマサキは辛抱強く待った。次の夜の訪れを。
そして家族が寝静まった頃を見計らって家を出た。旅人はどうやって自分をこの集落から連れ出してくれるのだろう。湧き立つ心に気持ちが逸る。マサキは夜の番をする戦士たちの目に触れないように、建物の影から影へと姿を潜ませながら慎重に夜の集落を往った。
そして旅人が待つテントへと身体を滑り込ませた。
「来たのですね、マサキ」
こくりと頷いたマサキを旅人が手招く。
マサキは旅人の目の前に座った。後悔はしませんか? 今一度その覚悟を尋ねてきた旅人に、マサキは深く頷いた。
「皆は外の世界に出たら魂が汚れるって云う。でも俺にはどうしてもそうは思えない。だってそうだろ? 俺たちが見たことのない道具は話を聞くだけでも凄いものばかりじゃないか。固い石で覆われた大地、どこでも涼むことの出来る羽。外の世界の方がこの砂漠の世界よりもずっと過ごし易そうだ」
「確かに過ごし易くはありますが、いいことばかりではありませんよ。それでもあなたは外の世界に行きたい?」
行きたい。マサキは繰り返した。もっと広い世界に行きたい。
「二度とこの集落に戻れなくてもいいのですね?」
家族の顔が脳裏に過ぎった。けれども、とマサキは彼らに対する情を振り切った。マサキが外の世界に対する憧れを口にしたとき、彼らはマサキに悪魔が取り憑いたのだと云って譲らなかった。今でもそのしこりは残ったままだ。
「なら、来なさい」
ローブの裾から覗くなめし皮のように滑らかな手がマサキの腕を取った。マサキは何が何だかわからないまま、その手に導かれるようにして旅人の膝の上に座った。何とはなしなしに落ち着かない。それが態度に表れていたようだ。背後から伸びてきた手がマサキの腰を抱く。
「何だよ。何をするんだよ」
「あなた方の集落ではこんなしきたりがあるそうですね」旅人は低く声を上げて嗤った。「成人前に姦淫を行った民は集落の民としての資格を失う」
この三日間、集落の戦士たちに話を聞き込んでいただけはある。この集落の民を支配するしきたりのひとつを口にした旅人に、まさかとマサキは旅人の膝から立ち上がろうとするも、大丈夫ですよ。彼はマサキの腰を抱えた腕に力を込めるばかり。
「あなたはもうじき、成人の儀式に挑む予定だったのでしょう? それと同じこと。むしろ集落中の戦士たちの慰み者となるよりは負担は少ないと思いますが」
広大な砂漠で戦うことを義務付けられている男性にとって、武器でもある己の肉体は誇示すべきもの。集落の女性たちとは異なり、男性であるマサキは腰巻布一枚の姿だ。その布の中に入り込んできた旅人の手が、マサキの菊座に嵌まっているそれを取り出した。
十日後に迫った成人の儀式。三日三晩に及ぶ儀式は、同性の年長者たちから性の手ほどきを受けるものである。その過酷さは肛門性交に及ぶ少年の方が上であると伝え聞く。何せ集落中の年長者たちが相手だ。下手をすれば怪我を負いかねないだけに、対象となる少年たちは、儀式のひと月前よりその準備を始めることになっている。
ゴムを練って作った張り型。最初は指よりも少し太いぐらいのものを。そこから徐々に太さを増していって、儀式の直前には平均的な男性器がスムーズに挿入出来るまでに拡張を済ませる。旅人がマサキの菊座から抜き取ってみせたのは、その張り型だった。
ようやく指三本分に至るかといったぐらいの太さ。屈強な集落の戦士たちの中には、この倍の太さを誇る者もいる。
「これだけ|挿入《はい》るようになれば充分ですよ。それとも気が変わりましたか、マサキ」
マサキは首を振った。なら、大人しくするのですね。何も覆うものがない胸元に、旅人の手が肌を伝って這い上がってくる。何だかこそばゆい。マサキは身体を捩じらせた。じっとしていなさい。旅人の指先が乳首を捉える。瞬間、マサキは触れ合う箇所から染み出してくる快感に、身体を大きく震わさずにいられなかった。
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