・とりかえばや物語
・落窪物語
・幽霊刑事/有栖川有栖
を読む。有栖川有栖から感想を書くけれども、「特に起伏無く話が終わったなあ」という印象。普通の文芸書並みの厚さがあるにも関わらず、あっという間に終わってしまった感が拭えない。何だか散漫な印象を受ける。主人公が幽霊である必然性があまり感じられなかった。
とりかえばやは再読。元々、若い頃に山内直美女史の「ざ・ちぇんじ」を読んだのがきっかけではまったのだけれども、少女マンガらしく重みを削いだ仕上がりになっている「ざ・ちぇんじ」とは異なり、重い秘密を抱えて生きて行く女君と、その女君が厭った男のありようになっていく男君という対比が何度読んでも面白い。そのエンターティメント性の高さは古典の傑作だと思うのだけれども、昔の人にとっては物語として一段低く見られていたのが残念。飾りたてずに淡々と話が進む様は、気負わずに読めるという点で、大衆文学に適っていると思うのだけれども。
落窪物語は初めて読む。同じく山内直美女史が漫画化しているということもあって、興味をそそられて読み始めたのだけれども、書評にあったように、仕返しがやり過ぎとはあまり感じなかった辺り、私の感覚は余人とは少々異なるらしい。仕返しだけで後半が終わるからかと思っていたからかも知れない。
面白かったので、また後に再読することもあると思う。
とはずがたりも借りてきたので、女のあわれがどういった形で現されているのか、読み比べるのを楽しみにしている次第。古典文学は「既にこの時代には物語の形が確立していた」という意味でも面白い。
図書館に行くついでに外の桜を撮影。今が撮影のし頃だと思ったので、何枚か撮っておく。お花見など、もう十年単位でしていない。散る前にひとりでのんびり花を愛でながら、お酒は飲めないけれども、何かつまもうかな。たまには風流を肌で感じてみたくもなるものです。
・落窪物語
・幽霊刑事/有栖川有栖
を読む。有栖川有栖から感想を書くけれども、「特に起伏無く話が終わったなあ」という印象。普通の文芸書並みの厚さがあるにも関わらず、あっという間に終わってしまった感が拭えない。何だか散漫な印象を受ける。主人公が幽霊である必然性があまり感じられなかった。
とりかえばやは再読。元々、若い頃に山内直美女史の「ざ・ちぇんじ」を読んだのがきっかけではまったのだけれども、少女マンガらしく重みを削いだ仕上がりになっている「ざ・ちぇんじ」とは異なり、重い秘密を抱えて生きて行く女君と、その女君が厭った男のありようになっていく男君という対比が何度読んでも面白い。そのエンターティメント性の高さは古典の傑作だと思うのだけれども、昔の人にとっては物語として一段低く見られていたのが残念。飾りたてずに淡々と話が進む様は、気負わずに読めるという点で、大衆文学に適っていると思うのだけれども。
落窪物語は初めて読む。同じく山内直美女史が漫画化しているということもあって、興味をそそられて読み始めたのだけれども、書評にあったように、仕返しがやり過ぎとはあまり感じなかった辺り、私の感覚は余人とは少々異なるらしい。仕返しだけで後半が終わるからかと思っていたからかも知れない。
面白かったので、また後に再読することもあると思う。
とはずがたりも借りてきたので、女のあわれがどういった形で現されているのか、読み比べるのを楽しみにしている次第。古典文学は「既にこの時代には物語の形が確立していた」という意味でも面白い。
図書館に行くついでに外の桜を撮影。今が撮影のし頃だと思ったので、何枚か撮っておく。お花見など、もう十年単位でしていない。散る前にひとりでのんびり花を愛でながら、お酒は飲めないけれども、何かつまもうかな。たまには風流を肌で感じてみたくもなるものです。
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