・下級武士の日記で見る江戸の「性」と「食」
・大江戸生活体験事情
・江戸落語図鑑 落国語のいとなみ
・パリが愛した娼婦
・ビブリア古書堂の事件手帖
・好色一代男
を読む。
・大江戸生活体験事情
・江戸落語図鑑 落国語のいとなみ
・パリが愛した娼婦
・ビブリア古書堂の事件手帖
・好色一代男
を読む。
江戸時代のケの日の食事の貧しさに驚く。ハレの日の食事の目出度さが、今の現代人の日常食といったところか。何もないと一日を粥で過ごすことも珍しくなかったようで、贅沢をしても魚が半キレがいいところだったようだ。よく出てくるのが焼き豆腐。焼き豆腐一品で晩御飯のおかずとして成立していたのが面白い。江戸の物価の高さは当時の流通事情もあって仕方がなかったにせよ、武士の食生活の貧しさは、働いている時間の短さによるものでもあるというのに更に驚く。月に数日、数時間の勤務だったりもしたようだ。
また現在に比べて、女性が性を謳歌していたようにも思える。四ツ目屋(アダルトグッズショップ)で張型を求めるだけでなく、訪問販売も盛んだったようで、そうして買い求めていたのだと思うとなんともおかしな味わいがある。三下り半にしてもそうなのだけれども、この時代の女性は原題に比べて優遇されていたようにも思う。女は男に遣えるものとなったのは明治以降なのだそうで、それまでは夫が妻のものを質に入れるのは犯罪だったけれども、その逆は許されていたのだそうな。
左甚五郎が登場する名作落語、「ねずみ」などを幼少期以降、久しぶりに読む。今読んでも面白い。左甚五郎について考察している書籍がないかと図書館を探してみたけれど、目的の本を見付けるには至らなかった。ネットで情報を探そうと思う。
パリの高級娼婦のひと月の手当はなんと当時の日本円で1000万にも上ったそうで、女性が美と教養を身に着けることの恐ろしさを知る。(そうして手に入れた資産を使い果たしてしまう話ばかりで、味気なくもあるのだけれど)パリの娼館に徹底的なダメージを与えたのが、元街娼だというのも面白い。
好色一代男は、一度はきちんと読みたいと思って借り出してきたのだけれど、一話一話が独立している話だからか、思ったよりも楽しめなかった。男性はその場限りの色恋に興味をそそられるということなのだろうか。まあしかし、女性に男性にと方々で忙しい主人公だ。
そんな感じの雑感でした。ビブリア古書店の事件手帖は完結しているようなので、全巻読んでから覚書を残そうと思います。
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