オチなんてないですよ。
大事なことなので先に云いました。
飽きたら終わります!それだけのただエロです!
ということで第二回です!うちのマサキは堕ちるのが早い!和姦万歳!
大事なことなので先に云いました。
飽きたら終わります!それだけのただエロです!
ということで第二回です!うちのマサキは堕ちるのが早い!和姦万歳!
<欲に溺れた魔術師>
二.操縦席での秘め事
※ ※ ※
二.操縦席での秘め事
―――はぁ、ああっ、あ、嫌だ、やだ……
マサキの腕を捉えて背後より、深く蕾を貫く熱い肉の塊。ゆるゆると抽迭を繰り返しているその膝の上にマサキはいた。広げられた足の合間には濡れた舌。それは接合した陰部を間近にしながら、マサキの男性器を舐っている。開かされた胸を這い回るふたつの舌は、つんと尖る乳首をしつこく舐め回していた。
―――嫌だという割には素直に身体を預けてきたようですが。
サイバスターの操縦席で犯されるという屈辱をマサキが受け入れてしまったのは、|安宿《モーテル》での記憶が身体に深く刻み込まれてしまっていたからだった。夜半に静かにマサキに襲いかかってきたシュウの声で言葉を発する“何か”たち。姿を透明としてマサキに迫ってきた彼らは、未熟な身体を味わい尽くすかのように様々に性感帯を嬲った。抵抗が続いたのは最初の内だけ。終わりなき快楽に、マサキはただただ彼らの愛撫を受け入れるだけとなった。
その夜から三日。任務を終えて王都に帰還し、報告を済ませた帰路だった。
風の魔装機神を操ってラングランの平原を駆けていた最中、彼らはまたもマサキに牙を剥いた。いつの間にサイバスターのコントロールルームにまで入り込んだのか。二匹の使い魔を間近にして怯むことなく身体を撫で回してくる八つの手に、堪えていられたのも最初の内だけ。呆気なく音を上げたマサキは平原の只中にサイバスターを停め、二匹の使い魔を追い出すべく声を荒らげた。傍目には異常のない主人の剣幕に、虫の居所が悪いだけだと思ったのではないだろうか。二匹の使い魔は仕方がないといった様子でコントロールルームを後にして行った。
―――当たり、前だ……姿、の見えない奴、相手、にどうしろって……
それから三十分余り。時間をかけてほぐされたマサキのアナルは、深々と彼らの内のひとりの男根を咥え込んでいる。
前回よりひとり増えたようだ。アナルに|男性器《ペニス》。両の乳首と一度に責め立ててくる彼らに、マサキの意識は度々飛んだ。目の裏側で光が弾けたかと思うと、全身に痺れるような快感が走る。ああ、出る。出るって。幾度目の意識の消失にマサキがそう声を上げれば、|達《い》きなさい。冷ややかにも捉えられる声が、耳元で囁く。
―――あっ、あっ、あ、イク、イク……ッ!
喉を反らせて天を仰ぐ。恐らくは彼の肩、そこに頭を預けるようにして喘ぐこと暫し。視界が滲んだ次の瞬間、男性器の底に溜まっていた疼きが砕け散った。あ、あ、あーっ……細く長い声を放ちながら精を放ったマサキに、ふふ……と、耳元で満足気な嗤い声が上がる。あ、あ……快感の余韻に身体を震わせるマサキに、まだですよ。彼らは愛撫を止めることなく、再び。性に未熟なマサキの身体を様々に弄んだ。
乳首を舐り、抓み、摩り……男性器を舐り、扱き、咥える……規則正しいリズムでマサキを突き上げ続けている男性器とは裏腹に、彼らは手を変え品を変え、その性感帯を自由に嬲った。
―――そろそろ私も|達《い》きそうですよ、マサキ。
どれひとつとして同じリズムで動くことのない舌。右の乳首をじっくりと舐られたかと思えば、左の乳首を吸い上げられる。軽く口唇で挟み込んでは舌先で、亀頭の先を突かれる。常に快感に晒されているマサキの身体には、もう長いこと力が入っていない。
―――あっ、あっ、抜いて、抜けって。駄目、だって。
最早、彼らの為すがまま。自由にならない身体を好き放題責め立てられたマサキは、感覚を短くして襲いかかってくる快感に本能的な恐怖を感じて声を上げた。
―――どうやらここで感じることを覚え始めたようですね。その調子ですよ、マサキ。直にここだけで|達《い》けるようになるでしょう。
右の乳首を嬲っていた何かが、マサキの右耳に囁きかけてくる。
―――他にもあなたには覚えてもらわないとならないことが幾つかありますからね。大丈夫ですよ。ひとつひとつ私が教えて差し上げます。
左の乳首を嬲っていた何かも、マサキの耳に囁きかけてくる。
―――ほら、マサキ。私を感じて。
強く、激しく、首が振れるほどに突き上げられては息が詰まる。あっ、ああっ。じくりと熱を帯びだ男性器が、股間に顔を埋めている彼の口の中で硬さを増した。あっ、ああっ。マサキは腰を反らした。力を込めている訳でもないのに男根を咥え込んでいる蕾が収斂している。ああ、|達《い》きますよ、マサキ。その言葉の直後に、アナルの奥で暴れ回っていた熱い塊がぶるりと震えた。
―――ああ、ああ、最高ですよ、マサキ。生身でないのが惜しいくらいだ。
どうやら彼は果てたようだった。とはいえ、この程度で終わりにしてくれる彼ではない。マサキは知ってしまっていた。|安宿《モーテル》での彼もそうだった。これで終わりかと思いきや、次から次へと……その生々しい性交の記憶に、今またマサキの男性器が疼いた。どくん、どくん。まるで心臓と化したかのようにうねる男性器。その脈動は今尚彼の男性器を咥え込んでいるアナルにまで伝わったようだ。
―――そんなに物欲しそうにしなくとも、直ぐに次を与えてあげますよ。
ずるりと抜き取られた男性器に、マサキのアナルが口を開く。その途端に目の前でマサキの男性器を舐っていた何かが立ち上がった。ふふ……可愛いですよ、マサキ。頬にかかる手。彼はそう囁きかけながらマサキに口付けてくると、口を開いたままのアナルに自らの男性器を突き立ててきた。
―――あっ、あっ、やだ。いつまで……
―――四分割した私の全てが満足するまでですよ、マサキ。
覚え込まされた夜の記憶は、マサキから羞恥心を奪ってしまったようだった。口では嫌だと声を上げながらも、止め処なく生じてくる快感に反抗心が掻き消される。それどころか、自尊心を根こそぎ刈り取るように与えられる恥辱にさえも、マサキは何も思わなくなってしまっていた。あっ、あっ、あっ。砂糖をたっぷりまぶしたクロワッサンを食べさせられているような声。開かされた足を閉じることもせず、取られた手首を振りほどくこともせず、マサキは腰を進めてくる目の前の何かの男性器を、声を上げながら受け入れ続けた。
その最中に、二度目の|絶頂《オーガズム》を迎えた。
男性器を舐られることなく|絶頂《オーガズム》を迎えたことにマサキは途惑いを感じたが、続けて突き上げられている内に、その程度のことはどうでも良くなってしまった。あっ、あっ、シュウ。擦れ合っている部位が熱い。熱くて溶けてしまいそうだ。
|安宿《モーテル》での|性行為《セックス》とはまた異なる感覚をアナルに覚えたマサキは、彼の名前を呼びながら、三度。男性器を硬くしていった。
―――また、感じてきたのですね。いい兆しだ。この調子なら、思ったよりも早く躾が終わりそうですよ。
自分は何処まで堕ちてゆくのだろう? そしてシュウは自分に何を求めているのだろう? ふと浮かんだ疑問は、けれども押し寄せる快感によって流されていってしまう。
あ、あ。全身が得体の知れない痺れに襲われている。舐られ続けた乳首は、刺激に飽きるどころか敏感さを増したようだ。舌で突かれるだけでも痺れるような快感が脳を貫く。あ、あ、また。それ以上は言葉にならなかった。激しさを増した彼の腰の動きに翻弄されるようにして、マサキは快感の波に浚われていった。
どうやらそれと同時にふたり目のシュウも果てたようだ。
―――まだですよ、マサキ。あとふたり分。存分に可愛がってあげますからね……
云って口唇を塞いでくるシュウの口内に、マサキはゆっくりと、けれども明確な意思で以て舌を潜ませていった。続きが欲しい。クックと嗤う彼のくぐもった声を聞きながら、それでもマサキは溢れ出てくる欲を止められなかった。
口付けられたまま、床へと下ろされる身体。床の上に仰臥しているのは何人目であるのだろう? 彼の腰を跨ぐように手を引かれたマサキは、次いで腰を掴んできた手の動きに従って、|蠕動《ぜんどう》する蕾の中へとその男性器を受け入れていった。
―――こんなに素直に飲み込むようになって。どうですか、マサキ。男を知った気分は?
早速とばかりに両の乳首に触れてくるふたつの舌。その下では反り返った男性器がマサキを突き上げている。どこもかしこも気持ちがいい。あ……あっ、マサキは自分でも驚くほどに甘ったるい声を上げた。
―――気持ちいいのでしょう。だったらいいと云いなさい。
自ら求めるように口付けに応えておきながら、捨てきれない|自尊心《プライド》。マサキは首を振った。意地を張って。横から伸びてきた手が、マサキの男性器を包み込む。ゆるゆると撫でるように扱いてくる手の温もりが心地いい。はあ……と、溜息にも似た吐息を洩らしたマサキに、けれどもそれだけで済ますつもりはないようだ。彼は片手で陰茎を扱きながら、もう片方の手で亀頭の先端を擦ってくる。
―――アッ、アア――ッ!
後ろ手に床に手を突いたマサキは、逃れられない快感に脚を震わせた。あっ、やだ、洩れ……っ。仰け反った顎が引き攣る。けれどもその程度の引っ掛かりなど、全身を支配する快楽に比べれば些細なものだ。や、め。出る。アナルの奥を突いてくる熱い肉の塊に感じる尿意と快感。陰嚢の奥から噴き出そうとしているものが、尿なのか精液なのかわからなくなる。あ、出る。出る。瞬間、腰を浮かせたマサキの男性器から、透明な液体が迸った。
―――あ、あ。あ……
そのまま床に倒れ込んだマサキの腰を、無情にも抱え上げてくる手。背後から貫かれたマサキは、そのまま立て続けに二度。残された彼らに犯されていった――……。
※ ※ ※
目を開くと、開いた窓から涼やかな風が吹き込んでいた。
やけに思考がクリアに感じられる。溜まった欲望を消化しきったからだろうか? シュウは革張りの椅子から身体を起こすと、傍に控えているチカを見遣った。流石に二度目ともなれば少しは慣れたようだ。お帰りなさいませ。最初と比べると幾分落ち着いた様子で、彼は主人の帰還を出迎えてみせた。
「四分割の次は五分割ですか、ご主人様?」
「そうしたくもありますが、これ以上は意識が薄くなる気がしますね。見える世界を覚えていられなければ意味もなし。次は安定して分割出来るようにすることを目指すとしましょう」
「今のところ五分五分ってところですしねえ。しかし、アストラル体を分割して、何をするおつもりで? 情報収集活動にでも使うつもりですか?」
シュウはその問いにクック……と声を上げて嗤った。
したいことには既に手を付けている。|彼《マサキ》が欲しい。決して彼の目に触れることのないアストラル体を使って彼に自分の温もりを覚え込ませているのも、その馬鹿げた欲求の為。だからといって、このまま自らマサキの許に本体を乗り込ませるのでは興がない。
シュウはマサキに自ら自分を求めさせたいのだ。
―――今のところ、躾は順調だ。
先程までのマサキの痴態を思い返しながら、さあ、何をしましょうか……シュウはチカに笑いかけた。
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