@kyoさんが自らエロのリハビリに励む作品です。
※女装受け注意。
総じてエロはギャグのつもりで書いています。
遅くなりましたが拍手、感想有難うございます。こうして拍手や感想をいただけると、嬉しいのは当たり前なのですが、その作品が存在していることを許してもらえた気分になれます。
反応がないとその辺は気の弱い同人女。作品を消しちゃいたくなるんですよね。
よくYOUTUBERさんがやっている「チャンネル高評価・登録お願いします」ってアレ同人社会でも効果あるんですかね?ということでやってみます。
反応お待ちしております。笑
そうじゃないと(エロは特に)挫けやすいんですよ。常にこれ大丈夫?って気持ちと葛藤しながらの執筆なもので。
※女装受け注意。
総じてエロはギャグのつもりで書いています。
遅くなりましたが拍手、感想有難うございます。こうして拍手や感想をいただけると、嬉しいのは当たり前なのですが、その作品が存在していることを許してもらえた気分になれます。
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よくYOUTUBERさんがやっている「チャンネル高評価・登録お願いします」ってアレ同人社会でも効果あるんですかね?ということでやってみます。
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そうじゃないと(エロは特に)挫けやすいんですよ。常にこれ大丈夫?って気持ちと葛藤しながらの執筆なもので。
<Paraphilia.(或いはPerverted love.)(3)>
触れては離れる口唇が、時折、深く合わせられては、マサキの舌を掬《すく》い上げた。
理性とは脆いものだ。こうしてただ口付けを繰り返されるだけで、マサキの中にあれだけあった羞恥心が溶けていくのを感じる……一度で袖の、二度で裾の、三度で膨らんだスカートの重みの感覚が……四度で胸元のリボンの存在が、五度で首周りを覆うレースの立ち襟の存在がマサキの中から消えた。流石にワンピースの存在までは失念しなかったし、この恰好で性行為まで済ますつもりはないままだったけれど、自らが不釣り合いな恰好をしているという不都合な事実は、マサキの意識の外に弾かれつつあった。
閉じた瞳。暗く閉ざされた視界の中で、熱く絡まるシュウの舌だけが世界の全てとなる。
マサキは自らの内側に生まれつつある欲望を持て余しながらも、その求めるがままにシュウの口唇を貪った。
口腔内から抜けるシュウの舌に物足りなさを感じては、また差し入れられた舌を貪る……これだけ、と云っただけあって、シュウは簡単に口付けを止める気はないようだ。時間を忘れるほどに何度も重ねられる口唇。触れては離れ、離れては触れ、そしてその口唇が何度目に深く合わさる頃には、マサキはシュウの口腔内に自ら舌を差し入れていた。
それを気が済むまでどうぞ、とばかりに、シュウは自ら舌を動かすことなく受けている。
狡い。マサキは思いながらも、逸る心に従うがままに。
口の中に浮いているシュウのに自らの舌を絡め、その次にはシュウの口腔内の滑った肌を舐め、そしてその次には顔をずらして更に深く口唇を合わせにいった。きっと嗤いたくて仕方がないのだ。シュウの喉の奥が震えているのを肌越しに感じながら、マサキはそれでもシュウの口唇を貪ることを止められないままだった。
未だ、口付けに貪欲なマサキ手を、シュウの手が取る。
撫でては絡めと弄ばれる指先。その軽いスキンシップの快さに、ますますマサキが口付けに貪欲さを増した直後。シュウはマサキの手首を掴むと、自らの股間へとその手を当てがった。
「……それは嫌だって云った」
熱を帯びて膨らんでいるシュウの男性自身の温もりを布越しに手のひらに感じながら、その誘惑に抗う。「ここでするのも嫌?」そんなマサキにお構いなしに、顎にかかったシュウの手の、立てられた親指が口唇を撫でてくる。
「この恰好じゃ、嫌《や》だ……」
「私はその恰好であなたが奉仕する姿を見たいのですよ、マサキ」
しつこくも親指の腹で口唇を撫でてくるシュウに、マサキは一瞬躊躇った。
年に一度、シュウが明け透けに自らの欲望を願いとして口にする日。マサキにはシュウが何を面白く感じて、こうした格好を自らにさせて奉仕を強いるのかわからない。恐らくは、マサキが日頃絶対にしない恰好をして、その慣れなさに羞恥心を感じている姿を見るのが楽しいのだろう。
シュウにとって特別な日、誕生日。その日の特別な願いを叶えてやりたくないと云ったら嘘になる。ましてやプレゼント代わりなのだ。これでどうして叶えたくないと思えたものか。
自らの口元から吐き出される息の熱さと頬の火照り。身体の芯は既に疼いて、しきりと欲望を訴えている。たかだか口付けだけでこの始末。マサキは自分の欲望の安っぽさに呆れ果てつつも、けれども……と来年の誕生日に想いを馳せた。
ここでシュウの願いを叶えてしまっては元の木阿弥。来年の誕生日がどれだけ恐ろしいことになるかは、考えるまでもなく明らかだ。そもそもここまで譲歩したのだ。最後の一線だけは絶対に超えてなるものか……マサキは精一杯の気力を奮い立たせて、シュウに向き合った。
「あのな、シュウ」
余裕を感じさせる紫の瞳がマサキを見下ろしている。ねえ、マサキ。その口唇がまるでマサキの迷いを見抜いているかのように、いつになく穏やかに、そして優しく言葉を吐いた。
「あなたが嫌なら中には挿れませんよ。約束します。それでも駄目?」
それか若しくは……と、シュウは変わらずにマサキの口唇を撫でていた手を胸元に滑らせた。
「私の愛撫を私の気が済むまで受けてもらいましょう。そのどちらかだけで結構。どうです、マサキ。私にとっては特別な日。少しぐらいは私を愉しませたり喜ばせたりしてはくれませんか」
用意された衣装や下着をこうして身に纏ってみせただけでは満足できないらしい。
常に貪欲にマサキを求めてくるシュウの願いは、いつだって留まるところを知らないのだ。ひとつ許せば次が待っている。そんなことはわかり過ぎるぐらいにわかっている。けれども、目の前の男の加減を知らない強欲さと傍若無人なまでの我儘さを、結局マサキはそうと知りつつ受け入れてしまう。
「……本当に約束してくれるんだろうな」
「二言はありませんよ、マサキ。どちらがいい?」
どれだけシュウと身体を重ねてその精を受け止めたとしても、マサキの性自認は男だ。
――女のような恰好をさせられて、女のように喘がされるのだけは嫌だ。
ただの女装ですら嫌なものを、ロリータファッションにセクシーランジェリーだ。これで嫌だと感じない方がどうかしている。
ただの女装ですら嫌なものを、ロリータファッションにセクシーランジェリーだ。これで嫌だと感じない方がどうかしている。
「口でする方がいい」
マサキはそう言い置くと、ソファに深く腰を落としているシュウの伸びた足の前。膝をついて腰を落とすと、シュウの腿の上に手を置いて、その股間に顔を埋めるべく身体を折った。
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そしてファスナーに手をかける。
開いたファスナーの奥に差し入れた手で熱い昂ぶりを掴んで、そっと引き出したマサキは、先ずはその先端に舌を這わせた。次いで舌を滑らせて、余すところなく舐め上げてゆく。ただずっと、シュウに教え込まれた通りに。
きっと、それがシュウには面白くて堪らないのだ。
微笑みながら見下ろしているシュウ顔をそっと見上げて、マサキはその男性自身を口に含んだ。下りてくるシュウの手がマサキの前髪に触れ、掻き上げる。覆い隠すもののなくなった顔をはっきりと晒しながら、マサキは口腔内に収めたシュウの男性自身を吸った。
内頬に当たる柔い肌の感触が、更に硬さを増してゆく。
マサキはゆっくりと顔を動かして、口唇に舌、内頬と、口腔内を存分に使って愛撫を続けた。潜めるように息を吐くシュウの口唇が、いつの間にか薄く開いている。いついかなる時でも冷静さを欠くことのない男の、僅かに乱れた表情……それをこうして見上げているのがマサキは好きだった。
じわり、と身体の奥底から情欲が這い出してくる。
身体を重ねた時の間近に感じるシュウの熱い吐息の感触。背中に腕を回した時のじんわりと汗ばんだ肌の感触。硬く反り返って身体を貫く男性自身を更に自身の身体の奥に引き入れた感触。シュウの僅かに乱れた表情を視界に収めたマサキの身体に、彼と身体を重ねた夜の記憶がまざまざと蘇ってくる。
――嗚呼、と、溜息にも似た息がマサキの口元から洩れた。そんなことを考えている場合じゃない。来年の今日の過ごし方がかかっているのだ。そうは思っても、一度呼び覚まされた記憶は強烈にマサキの身体を支配するのだ。
口の中に収めたシュウの男性自身を吐き出して、マサキは再びそれを舐め始めた。
時に口付けるように吸い、時に飴を舐めるように舌を這わせ、口唇と舌を使って存分に昂った男性自身を刺激してゆく。顔を背けて喘ぎたくなることもあるだろうに、シュウはそんなマサキの奉仕する姿を目を逸らすことなく凝《じ》っと見詰めている。
上気しきった頬がマサキの瞳を潤ませる。欲しい、と貪欲にシュウを求める気持ちが胸の底。堪えきれないほどに湧き上がってくる。下着に隠されていない秘所、スカートが厚く覆う双丘の奥が疼いて仕方がないまでに。
マサキ、と不意にシュウがその名を呼んだ。ほら、と口に含んでいた男性自身を吐き出させて、マサキの身体を膝の上に抱え上げる。
「そんなに目を潤ませて。そろそろ我慢が利かなくなってきたのでしょう?」
「違……う。そんなんじゃ……」
「本当に?」
背後から伸びてきたシュウの両の手が、マサキの膝の後ろに入り込んできたかと思うと、その足を大きく開かせる。マサキはやだと首を振る。背中をシュウの胸に預けたまま、丸見えになりそうになっている秘所を隠すように、伸ばした手でワンピースの裾を押さえた。
「大丈夫ですよ、約束ですから。中には挿れません」
そしてシュウはマサキの顔を覗き込むように頭を垂れると、低い声で囁きかけた。
「だから、自分でしましょうか、マサキ」
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