@kyoさんが自らエロのリハビリに励む作品です。
※女装受け注意。
総じてエロはギャグのつもりで書いています。
なんか私の描写力がないばかりに、女装受けの良さがまるで発揮されていない本作なのですが、皆様におかれましてその辺お含みおきの上、妄想力で補って読んでいただけますと幸いです。
やっぱりエロって難しいなあ、という思いを新たにする今日この頃。
残りあと1回。最後までお付き合いくださいませ。
※女装受け注意。
総じてエロはギャグのつもりで書いています。
なんか私の描写力がないばかりに、女装受けの良さがまるで発揮されていない本作なのですが、皆様におかれましてその辺お含みおきの上、妄想力で補って読んでいただけますと幸いです。
やっぱりエロって難しいなあ、という思いを新たにする今日この頃。
残りあと1回。最後までお付き合いくださいませ。
<Paraphilia.(或いはPerverted love.)(4)>
その瞬間のマサキの困惑に満ちた表情!
こうなればシュウのペースだ。シュウは嗤いながらマサキに問い掛ける。
こうなればシュウのペースだ。シュウは嗤いながらマサキに問い掛ける。
「ほら、マサキ。してみせて。出来るでしょう?」
「い、やだ……」力なく首を振るマサキに尚も問い掛ける。
「嫌なの? なら、どうしたいの?」
「何だよ、口でいいって云ったくせに……」
頬を赤く染めて、弱り切った表情でマサキがシュウを見上げてくる。
他人には見せられないような表情を惜しげもなく晒してくるマサキに、シュウの胸が逸る。
――マサキはそう遠くない瞬間に、間違いなく堕ちる……そう確信を得たシュウは、拗ねたようにも見えるマサキの表情を愛でた。最早、愉しくて仕方がない。
日頃は逞しさが目に付くマサキの顔立ちが、まるで母親を求める子犬のように稚さに染まる。この瞬間を見たいが為に、シュウはマサキと戯れていると云っても過言ではなかった。そう、その弱った表情はやがて自分を求める言葉を吐くだろう。
自分が躾け上げたマサキという人間はそういった性質を備えるに至った。肉体的な欲望に晒され続けると、シュウを求めずには居られなくなる。その瞬間にシュウが感じる高揚感といったら……それは研究の果てに見出したどんな英知にも勝るのだ。
知を追求することでしか生を実感出来ないシュウにとって、マサキは時としてそれ以上の限りない実感を与えてくれる存在だ。
見た目よりも華奢な引き絞られた身体。蓮っ葉な表情に藪睨みがちな瞳。
風の精霊サイフィスがその愛を惜しみなく注ぐ、地上より遣わされし稀代の戦士。マサキ=アンドー。シュウにはその全てが愛おしくて仕方がない。
その大事な宝物を赦されるがままに蹂躙する。これ以上の快感がどこにあろう。世界が彼で埋め尽くされた終わりの見えない長い夜。そこに身を置いた時のシュウは、誰よりも生を謳歌している気がしたものだ。
――あなたのそういったところなのですよ、マサキ。私をあなたに縛り付けているのは。
シュウの腕の中にすっぽりと収めたまま、膝丈のワンピースの奥。いやらしくも萎《しぼ》む秘所を晒しそうになっているマサキは、抗議を口にしたそうな様子で見上げてきた割には大人しくシュウの次の言葉を待っている。
「どうしたの、マサキ。押し黙って」
「もう、離せよ」
「私はそれでも構いませんよ、マサキ。でも、あなたはそれでいいの?」
「せめて着替えさせろよ……この恰好では嫌なんだって……」
「本当にあなたは欲に弱い」シュウは声を潜めて嗤った。「駄目ですよ、マサキ。もう今日が何の日か忘れてしまいましたか。私にとっては年に一度の大事な日、ですよ。その為のプレゼントでしょう。ねえ、マサキ。まさかその愉しみを私から奪うとは云いませんよね」
う、とマサキが言葉を詰まらせる。
開かせていた両足を纏めて片手で抱え上げ、空いた手を双丘の奥に滑り込ませたシュウは、物欲しそうに口を開いている菊座に僅かばかり指の先を埋めた。びく、とマサキの身体が揺れる。指先に感じる圧迫感。まるでその身体の奥へと導くように、マサキの秘所は収縮を繰り返した。
「したくない、マサキ?」
「やりたい……」
「本当に? 後から話が違うと云ったりしない?」
「しないから、して……くれよ。やりたい、シュウ。お願いだから、俺の、中に……×××を挿れて……」
「私の好きにしていいの、マサキ?」
「いいから……早く……っ」
ひとこと吐けば後は堰を切ったよう。シュウの男性自身を求めて切なげに懇願するマサキに、だったら――と、シュウは再びマサキの足を開かせ、シュウの足を跨がせる。
ワンピースの裾を捲り上げてその奥へ。ガーターベルトで留められた白いソックスが眩い。そこにマサキの手を導いたシュウは、「だったら先ずは自分でほぐさないと、ねえマサキ」
「馬鹿……意地悪、云うなよ……」
「最後までして欲しいのでしょう?」
「くそ……もう、お前はいつもそうやって……っ」
そうして、口に当てた手の爪の先を噛んで、果てのない恥辱に打ち震えながら、マサキは自らの菊座を深く指で犯し始めた。慣れた様子で蠢く指。会わない間に自ら慰めることもあると云っていたマサキの指は、彼自身が感じるスポットを直ぐに探り当てたようだった。
「んっ……、んん……っ」
爪を噛みながら媚びるように。細めた瞳でシュウを見上げながら、マサキは指を動かし続けている。いじましさに今直ぐマサキを犯したくなる。その衝動を堪えながら、シュウはマサキが快感に溺れる姿を眺め続けた。
やがてワンピースの胸元に、ふたつの隆起が小さく浮かび上がった。
感度が上がると|こ《・》|う《・》だ。
シュウはマサキの口を塞いでいる手を除け、その胸元に腕を回した。胸元を飾るリボンを解くことなくふたつめのボタンから外し始めたシュウは、やがてその胸元をはだけさせると、隙間から覗くオープンカップのブラの中央でぷっくりと天を仰いでいる乳首に指先を当てがった。
とてつもなく倒錯的だ。
乱れたロリータ調のワンピースが、服の機能を果たさない勢いで、マサキの欲望を露わにしている。
自らの指にも反応を続けている彼にとって、シュウから与えられるささやかな刺激ですら、毒のように身体に染み渡るのだろう……シュウが指先で乳首をなぞるだけでもマサキは声を上げ、身体を大きく弾かせた。時折、震えるようにその身体が痙攣する。そう、長く快感に追い立てられたマサキの身体は、そろそろ我慢の限界を迎えようとしているのだ。
そのくせ自らの指を咥え込んだマサキの秘所は、その快感を手放そうとはしない。「あ、いく。シュウ、も、いく……って」休めることなく腰を振りながら、マサキが訴える。
「早く、早くしないと……、本当に達《い》く……」
「いいですよ、ほら。達《い》きなさい、マサキ」
夜までまだたっぷりと、余るほどに時間はある。
シュウはマサキの好《よ》いように乳首を弄んだ。断続的だった喘ぎ声が、絶え間なく彼の口唇を支配するようになるまで、そう時間はかからない。
「も、やだ。いく、いく……!」
わななく口唇は、その瞬間、細くも長く。声にならない声を吐いた。
そして己の精を解き放ったマサキは、シュウの腕の中。幾度か腰を痙攣させながら、ぐったりと身体を沈めた。
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